きみはペット DVD-BOX
この「きみペ」に関しては、レビューを書いているのも
購入しているのも、ほとんど女性であると思われる。
そもそも、この「きみはペット」に好意的な意見を持った男性を
私は見たことが無い。「男がペットになるだと?ふざけんな」と
怒り出す人は見る。そうじゃないんだけどなー。
女が一人で仕事して頑張って、って生活は、世の男性たちが
思うほど、楽ではない。生活のことや自分の人生のこと、
両親のこと、考え出すときりがない。ぐちゃぐちゃに泣き出したい時や
酔っ払いときもある。そんなときに、自分を受け入れて、癒してくれる
誰かがいてくれたら幸せなのに、っていうことなのだ。
誰かに癒して欲しいとき、「きみペ」を見る。
小雪のように、ぐちゃぐちゃに泣き出せる素直さが欲しい。
松本潤のように、にこにこ笑顔で迎えてくれる誰かが欲しい。
アトラス―酒井若菜写真集 WAKANA SAKAI in MOROCCO (ヤングサンデーブックス)
広大な風景をバックにして、惜しげもなく彼女がその熟れた肉体をさらしている。大人になりゆく彼女が憂いを見せながら、見るものの心にときめきを抱かせている。
天使のたまご [DVD]
前作と比較すると総合的に良くなっています。
水着のシーンも増えていますし、写真のスライドショーなども有り、
前作より楽しめますし、何度見ても飽きないと思いました。
酒井若菜のDVDでは1番良い作品だと思いました。
虹の女神 Rainbow Song [DVD]
いいなぁ、この映画。観終った後、こんなに余韻を残す恋愛映画は久しぶりだ。
透明感ある繊細さと脆弱さと沈痛さに溢れていながら、それでいて、何ともユーモラスなリズムと、妙に日常的でリアルなセリフ廻しの見事な融合。
文学的なチャプターで綴られた中、明らかに意識しているであろう岩井俊二「LOVE LETTER」への類似性と思い入れの深さ。
“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーンや、屋根の上でふたりがただ佇むシーン等での、まるで映画青年が撮ったかのような良い意味で気恥ずかしくなる映画愛に溢れた映像テクニックの懐かしさ。
上野樹里&市原隼人の主演ふたりの、出会いと再会から始まる各パートでの思わず微笑んでしまいたくなるようなその掛け合いの楽しさと、出番は少ないものの、蒼井優の相変わらずのその演技の暖かさ。
どれも魅力的だ。
そして、映画の中盤「失恋」のチャプターで語られる智也とあおいの“互いの気持ちを素直に出せない”ふたりの“愛”の告白と言ったら、、、。本当に、こんなにも不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい告白シーンは滅多にない。
他のレビュアーの方も述べられている通り、主演ふたりの名演と共に、もっと話題、評価されて良い秀作。