さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)
東日本大震災時にさんてつの頑張りが被災地の人たちを勇気づけ、さらに取材を受けた方々が、この漫画を読んで涙を流して喜んでいたそうなので、世にでるべきルポ漫画だったと言えます。
石井光太や民生委員の方の言葉がよかったです。津波による被害とはどれだけ甚大なのかを知ることができました。
JRを悪い例にして引き合いに出ているページもありましたが、いろいろ言われても仕方がありません。実際にJRを利用して大事なものを忘れ物してしまうと戻ってきません。持ち主に返さないで、忘れ物がたまったらバザーで売って少しでも借金を返しているのです。そんな良心的でないことをしている鉄道はJRくらいで嫌な思いをしたことがありました。それから信用できなくなり、極力乗車したくなくなりました。他で忘れ物をした時は、連絡すると必ず終点で保存されていて返ってきます。
今、よみがえる 三陸鉄道 車内放送アナウンス ~南リアス線~
情景を思い浮かべることができローカル色漂うアナウンスがなんともいえません!!1日も早くアナウンスのような景色が戻るように祈っています。笠井さんのアナウンスも感動的!
震災と鉄道全記録 鉄路よ熱く甦れ (アエラムック)
北はJR八戸線から原発の影響で手付かずの常磐線まで、東日本沿岸を走る鉄道の全路線と各駅の当時の様子が図解、写真で分かりやすく明記され、また震災当時の東北新幹線の地震探知システムに触れる等、充実した内容でした。各路線の復興を念願し、また被災に遭われた方々へ深くお悔やみ申し上げます。
走れ、さんてつ! 三陸鉄道のある風景よ、もう一度!!
3月11日の大震災のあと、多くの悲惨な被害のニュースに交じって
「三陸鉄道が部分運行をはじめた」という明るいニュースが入ってきました。
第三セクターで人手が少なく被害が大きいはずなのに「運行再開」したその努力に感謝しました。
その三陸鉄道が「震災後の三陸沿岸を走る風景」と「震災前の風光明媚な海や山や町の中に走る風景」が載った写真集です。
可愛い赤青白の一両編成の車体が、雄大な三陸のリアス式海岸の風景の中をとことこと走っている様子はほのぼのとした楽しい景色。
がれきのある場所を通過したり、駅で帰省してきた家族と別れを惜しむ人たちの様子など、今の生活の一場面もおさめられています。
きれいな景色の写真がたくさんで、ながめていると三陸に遊びに行って三陸鉄道にのりたくなる写真集です。
三陸鉄道運転席展望~北リアス線~2011年2月11日撮影 [DVD]
まだ発売前ですので詳しい内容はわかりませんが、地元なので分かる範囲を
・山口団地駅開業
・野田玉川、田野畑駅などのバリアフリー化
・車両更新による自動変速
などがあります。あとATSーPs化など今までの前面展望作品と違いがあると思います。
作品を見た訳ではありませんが、どれも最近の変化なので今までと一味違うと思います。