Thinking Out Loud
ドラマやCMで使われた曲が入っており親しみやすい今回のAlbum。初回には"Anything For You""Water Me"のDVDがついてます。私が個人的に好きなのは"Water Me"初め聴いた時は誰が歌ってるか分かりませんでした。後からBONNIE PINKが歌ってると知って,BONNIE PINKってこういう歌も歌えるんだ!!って感動しました。歌詞に込められた想いがすごく伝わってきます。疲れた時に聴いて癒されるのもいいかもしれませんね。夏らしい曲も入ったこのAlbum,聴いてみる価値はあると思います。
Water Me
この曲めっちゃいいです!!
ドラマの主題歌で知りました。ドラマの内容を意識していますが、それとは関係なく歌詞もすばらしく、普段全くBONNIE PINKの曲は聴かないのでこれで見直しました!!
先生!中国語文法のここがわかりません!
わかったようでわかっていないことが多かった中国語の文法ですが、この本でだいぶ知識が整理できました。読み物に近いので、1回読んだだけだと、確かにわかったつもりになるだけかもしれませんが、中国語の例文をよく読んだり、練習問題を解きながら何回か説明を読むと、だんだんわかってきました。練習問題を解きながら、説明を読みなおすといいかもしれません。その点練習問題や例文がたくさんあるのはとてもいいと思います。とにかく丁寧に説明しようとしている姿勢はうかがえました。読みやすいですし、あまり似たような本もないので、文法に悩む方は、1冊持っていてもいいと思います。
わたしたちの教科書 DVD-BOX ~ディレクターズカット完全版~
タイトルにも書きましたが、ラストシーンを見るためだけでもDVDを買う価値があります。自信をなくしている方、大きな悩みがある方、生活に疲れている方などがご覧になると元気づけられるような、自分の存在を肯定する‘詩’を、志田未来演じる藍沢明日香が非常に感情を込めて読み上げてくれています。実際に私も、あのシーンを度々見返しては元気と感動をもらっています。
このドラマは学校でのいじめ問題をとても真剣に扱っており、内容はとても重いですが、非常に意義のあるドラマです。脚本が非常によく練られています。次々にターゲットが変わるいじめだけでなく、モンスターペアレント,授業を聞かない生徒,生徒に真剣に向き合わない先生,先生どうしの仲違いなど、中学校で現実に起こるような問題が次々に起こります。ストーリーの軸は、藍沢明日香と不思議な縁を持つ女性弁護士が、学校内のいじめの真相を解き明かしていくことです。
最近のいじめは非常に陰湿で、外からは全体像が掴みにくく、解決は容易ではありません(そもそも、「いじめ」という言葉によってごまかされていますが、実際は犯罪にほかなりません)。ドラマの中でも、「こうすれば解決する」というものが提示されているわけではありません。途中、「暴力には暴力で」という危険な思想をもち、極端な方法でいじめを解決しようとする者も現れます。
一話見ると続きが気になって仕方がないストーリーですが、いかんせんテーマが重く、視聴者が疲れることも多々あります。そんな中、砂漠の中のオアシスのように視聴者を癒してくれるものは、藍沢明日香の笑顔とやさしさです。明日香の登場シーンはあまり多くありませんが、非常に大きな存在感をもっています。それだけに、最終話で明かされる真相はあまりにもやりきれず、涙を誘います。
出演者の演技は、みなさん本当に素晴らしいです。芸達者な人が揃っているという印象を受けます。特筆すべきは主演の菅野美穂の演技でしょうか。あんなにうまいとは思いませんでした。ほかに、谷村美月と志田未来という、今後ブレイク確実の2人がきらめく才能を見せています。あともうひとり、五十嵐隼士の演技が私には強烈に印象に残りました。
ドラマの冒頭と終焉部分で投げかけられている「世界を変えることはできますか?」という言葉が、ラストの藍沢明日香のメッセージとともに強く心に残ります。このドラマは、間違いなく秀作といえるでしょう。
あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書
基本的な社会の仕組みを、現実の事例に即して、読者に問題提起します。たとえば、コンミューンの説明の後で、実際に住人の間でおきたトラブルの事例が出てきて、皆さんならどのように、解決しますか?といった風です。また、夜ガムラスタン(歌舞伎町と思えば良いでしょうか、もっとおとなしい安全な町ですが)で呑んで、帰りに暴漢にあいました。どうすればいいでしょう?といった風です。現実の、自分の周りでおきている出来事が、社会の仕組みや人間同士の約束事に重要な関係があることを、理解できます。開かれた社会主義のスウェーデンならではでしょうか。日本の学校教育がこのレベルまで行くのに、何年かかるのでしょうね。