ステップフォード・ワイフ [DVD]
キャサリン・ロス主演映画としても、アイラ・レヴィン原作映画としても十分な出来栄えです。内容的にアレですのであまり大っぴらには言えませんけど好きな映画です。女性観客たちは嗤ったり腹を立てたりするかもしれませんが、これが男の本音を描いている作品であることはやはり知っておかれるべきではないでしょうか。作り手はアリバイ的に皮肉なタッチで描いていますが実はけっこう本気な気がします。意外に永遠に論議の対象になるカルト作品のひとつのような気がしますね。なお最近のリメイク版はちょっと見た感じではオリジナルに遠く及ばない出来のようでした。
ステップフォードの妻たち (ハヤカワ文庫NV)
この本はWords in the mind という言語学の本で言及されていたので買ってみた。そのような言語学的な側面はおいておくとして、この本は結構面白かったのではないだろうか。ただ、結局救いのないラストをどう捉えるかは各人次第であろうが・・・。キッドマン主演のほうではない、古いほうの映画も見たが、かなりうまく映画化されている。こちらもラストが不気味だ・・・。
ステップフォード・ワイフ [DVD]
ハイソで普通っぽい感じのステップフォードの街に感じられたのですが、だんだんとスリリングさが伝わってきました。
作品の構成にもうひとねりってところでしょうか。
せっかく子どもを登場させているのに、夫婦だけの問題として取り扱っているのみで、うまく使いきれていないところが残念ですね。