踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル 完全版 [DVD]
踊るシリーズの中でも一番好きです。何回も見てもどきどきさせてくれます。中でもSATが出動するシーンの第九の音楽が最高にかっこいいです。すごく爽快感がある作品です。
じゃ、やってみれば “感動という商品”を創り続ける男の言葉36
最新作「ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」のプロデューサーである著者が、半生を振り返りつつ、会社経営者としても成功してる経営哲学や自らの人生のスタンスを伝える書籍だ。
著者の広告代理店の第一企画から独立し、制作会社(ROBOT)を設立して、CM制作から映画制作へシフトして、自らプロデューサーとして働いてきた著者の人生はユニークだ。人と人との出会いから、新たな展開が生まれ、また自身も次へ次へと向かっていく姿はアグレッシブだ。
ただ、書いてある内容に目新しいものはなく、過去に映画プロデューサー達が語ってきたこと、書いてきたこととほぼ同じだ。日本映画界の逼塞状況は、この30年ぐらい変わってないということだろう。
映画プロデューサーにライセンスはないと書かれているが、まさしくその通りで、「狂気の信長」型の角川春樹氏、会社依存型の奥山和由氏、規模は大きくなかったがこれも会社依存型だった仙頭武則氏など、色々なプロデューサーが映画界に登場してきた。それぞれが個性のある作品を製作してきた。そういう「個性」という意味では、著者の作品に強烈なプロデューサーの「色」はない。ある意味、黒澤満氏的とでも言うか、著者の作品に共通しているのは、「上から目線」がないということだろうか。
ビジネスと作品のクオリティを両立させるという映画プロデューサー達の永遠の悩みも提示されるが、回答は勿論ないまま。英語圏への挑戦も、まだ形が見えていない。形があるとすれば、それは「復活の日」「ルビー・カイロ」の狂気の信長型の角川氏のアプローチ以外は、実写で勝負を挑むことは難しいとは思うが・・・
掉尾の著者のフィルモグラフィを読んでみたら、殆どの映画を映画館で見ていた。個人的には「三丁目の夕日」シリーズや「Returner」など山崎貴監督の一連の作品も好きだが、一番好きなのは森淳一監督の「Laundry」だ。
映画のプロデュース方法も会社経営の手法にも目新しいものはないが、アカデミー短編アニメ賞を受賞したりと、著者の方法論が海外でも認められていることは特筆に値する。
会社経営と映画のプロデュースという相反することを成功させるには、ごく普通の日常のことを自分の意志で一生懸命やることから始まるということを記した書籍だった。
踊る大捜査線
劇中の躍動感をそのままに。という感じでとても好感触でした。
そしていつも劇中では途中で、切れてしまっていた曲の続きに驚きました。
しかし、サントラという事もあってアルバム自体のバランスはあまり良くありません。
しかもそのバランスを誤魔化すために無理矢理につなげてある箇所もあるため、星四つ。