時計はとまらない (偕成社ミステリークラブ)
「よくこんなこと思いつくなあ」と感心するアイディアとストーリーテリングの巧さで、子どもに読み聞かせたらきっとワクワクしてもらえるマイルドホラーです。ところどころに挿入されている作者のコメントのような横書き部分は、読み手である大人が適当な部分で話を切って、子どもに語りかけるときに使うといいかもしれません。
短いお話ですし、子ども向けに単純化してはありますが、それでも登場人物がそれぞれに魅力的です。結末はお伽噺の定番なので真面目に読んではいけません。でも、読んでいる間、心はしっかり雪の降るドイツの小さな街に飛んで不思議の世界で遊んでこられます。大人が読むとザワークラウトとソーセージとビールが欲しくなるかもしれません。
チャイニーズ・ウォール(紙ジャケット仕様)
J&I Co. さん、ページさんのコメントのとおり!!
今回のリイシューでは、ボートラにイージー・ラヴァー12インチ・ロングバージョン
を収録してくれたことがマストです!!
長年さがしてたんですよ〜、ボクも。
数々のロングバージョンコンピを買いあさってますが、未収録だったんです。
嬉しいですね〜
80’sを代表するこの曲は、通常バージョンの方がカッコイイのは確かなんですが、
コレクター心くすぐるロングバージョンも持っておきたいんですよね〜
大満足のリイシュー盤です!!
紙ジャケ盤は、すぐに在庫切れになる傾向がありますから、
80’sマニアの皆さんは、今のうちに入手しておくことをおすすめしますよ〜!!
ぼく、ネズミだったの!―もう一つのシンデレラ物語 (チア・ブックス)
靴職人の老夫婦の元に、ある夜一人の少年が。事情を聞くと、自分は元ネズミだという。半信半疑の夫婦は彼を住まわせます。ロンドンでは今、皇太子の婚約者の話題で沸騰。舞踏会での出会いで恋に落ちた皇太子。謎のお相手。その新聞写真を見た少年は、「これ、メリー・ジェーンだ!」。しかし、彼女はオーロラ姫のはず。なぜ、それをメリー・ジェーンだなどと。夫婦は少年のために孤児院を探したりするのですが・・・。
シンデレラ物語のネズミを素材にした、『黄金の羅針盤』の作者プルマンの最新訳。物語運びはさすが。婚約者を「オーロラ」(ディズニー版『眠り姫』の名前)にするなどの遊びを盛り込んでいて楽しいパロディ物。
それでも、「自分を失った子供」といった設定は、「今」です。
ベスト・オブ・フィル・コリンズ
ちゃんと聞いたこと無かったのが申し訳ないくらい、やっぱりすごいですね。
名前が残る人ってのはやはりそれだけの功績を残してるんですね・・・当たり前なんだけどその足跡のすごさ実感。
これからもっと聴きこみたくなってきました。