桃華月憚 -光風の陵王- DXパック
PC版もプレイしました。
カーネリアンさんの絵がとても綺麗で世界観が好きで気に入っているゲームの一つです。BGMや主題歌もかなり良いです。
ただし余計なシステムのせいで相変わらずめんどくさい作業ゲーです。
豪華版について。
アニメDVD。フラッシュアニメみたいなもので、内容は薄いです。2つは広告用のムービーで、他は軽いギャグ、
過度な期待はしていなかったけどあまり面白くなかったです。でもやっぱりカーネリアンさんの絵がかわいかった。
「顔のない月」PS2版付きはお得ですが、鈴菜ルートしかないのが残念です。
でも、元が18禁で他のキャラのストーリーは通常版で出すには随分過激(陵辱系も含め)だったので、あえて入れなかったのかもしれません(実際はわかりませんが)。
ちなみに桃華月憚は発表当初、「桃華月憚〜顔のない月'U〜」というタイトルでしたが、いつの間にかサブタイトルは消えてしまいました。
桃華月憚クリア後の「破片の書」でよくわかりますが、顔のない月とはクロスオーバーしています。
初回版はかわいいキーホルダー付き。
桃華月憚のストーリーは奥が深いので面白いです。
でも本編を一度クリアしただけだと伏線だらけでかなり複雑です。(わからなくてもヒロインをクリアするのにはほぼ問題ありません)
「破片の書」を集めると様々な謎が解決します。
難易度高いのに攻略本は出ていません。
私がPCでプレイした時は、攻略サイトを探してクリアしました。
簡易戦闘(ほぼミニゲーム感覚)があるので、体力と攻撃力も上げないといけないし、それがめんどくさいです。
数あるミッションをこなしたり、胡蝶宮の鍵は絶対入手し、ママの機嫌もとりながら、ヒロインの好感度をひたすら上げる…
作業が多く正直めんどくさいです。その作業のせいで無駄に長いです。
選択肢だけで勝手に進むゲームではありません。
嫌になるのが、マップ移動に時間がかかるので目当ての人を見つけてそこに行くと移動していて逢えなかったり。
「話を聞く」「一緒にいる」でできる会話はほとんど同じ文章。(好感度次第で数回変わり、たまにイベント会話はあります。でも少ないしそれを見つけるのもやっと。)
前作との変更点は、18禁じゃなくなったこと、強制イベントとその日数が増えた事、追加シナリオも増え、ミニゲームが若干変わり、好感度のパラメーター選択がなくなり、一言だけの会話でキャラが移動しなくなった、などです。
大体のヒロイン攻略方は前とほぼ同じで、難点は左近のミッションにバグがあります(汗
キャラクターや豪華声優、音楽など好評な点は多いので、気に入れば、あと根気があれば最後までプレイできるでしょう。
ちなみにアニメとはキャラクターの性格、声優などほとんど違いますから注意。
桃華月憚 月華之抄 [DVD]
正直言いまして、この作品程に言う事に困る作品は無いと思われます。
評価すべきポイントとしましては、作画は抜群に流麗です。
作画崩壊の心配は一切無い。むしろ、最高水準を維持していると断言させてもらって
支障ないでしょう。
その最高水準の作画技術で描かれるエロゲ原作作品独特のエロ要素は格別。
カメラワークからそこで使われるBGM、音響の選定、声優の演技。
非の打ち所がなく、自信を持って「凄い描写だ」と言えます。
なので、問題は脚本なんですよね。
色々に考えたのですが、やはり逆再生には難が多いと思われます。
1話から6話が収録されると言う事で録画の1話から6話を正順と逆順で視聴して、
見ましたが確かに逆順で視聴しますと「ああ、なるほど、こういう事か」と思える点も
あり、興味深い。
そこで問題の結論としまして「その逆順を試みる手間をかける価値があるのか?」と、
言う事でしょう。
無しと判断すれば、破綻が激しい展開に頭を悩ませる「イミフ」の作品ですし、とても
一般の人に薦められる作品ではない。
有と判断すれば、抜群を誇る作画の流麗さとエロ要素が目に冴える。
方々で意見が対立している作品ですが、結局の所、そこを有と判断するか無しと判断を
すべきかで揉めている物と考えられます。
私も色々考えたのですが、有と判断しました。
一万円を超える高価なDVDソフトですし、予備知識無しで買う人も少ないでしょうし、
その様な事は承知で買うべき代物かと。承知の上で買えば、普通に逆順から再生するで
しょうし、問題も無かろうかと判断しました。
桃華月憚 華奏楽集
アニメのOP・ED、それぞれのシングルに入っていたカップリング、ドラマCDに入っていたキャラソンのフルver、そして早見さん演じる桃花・ナレーションの水戸部さん、それぞれの新曲。
すごくお得な内容となっています。サントラに入らなかったBGMも入っています。
これ一枚で桃月の曲全てを聴くことができます。
そして、中身も良い!
作詞、作曲をすべて同じ方々がしていらっしゃるので、ハズレがない!
特に新曲の「最後の愛のために」は、究極のバラードの名に相応しい名曲です。
値段は少し高いですが、今までの曲+BGM+作詞・作曲者の解説つき なので買っても損はないと思います。
桃華月憚【豪華版】
発売当時の段階ではヤル気が失せてしばらく放置してました。
皆さん言う通り、製作途中って感じ。
ゲームに同梱されている葉書を送って、サンクスディスク(無料)をもらってからやり始めました。
ぶっちゃけ、そうでもないと本当にヤル気失せます。
サンクスディスクを入れると→フルボイスになる。その他追加ストーリーなどもあり。
このゲームの良い点
・ストーリーや世界観
・音楽。EDやBGM
・イラスト
・声優
この辺はもう文句なし。私はハイクォリティーに満足しています。
ですが、ゲームシステムが酷すぎます。
悪い点
・パートボイス(買った当初の段階ではボイスが二言三言ってレベルです…サンクスディスクをいれてフルボイスにしましょう。)
・日常会話(単調に好感度を上げていく…(イベントとかでしかグーンとは上がらない)同じ言葉を何度も聞ことになる。正直めんどいし飽きる。)
・ママの機嫌をとらないといけない。
・場所移動や女装に時間を取られる。キャラを見つけて自分がそこまで行っても移動されてたり、会うのにも一苦労。
とにかく、手間と時間がすごくかかります。
私はネットで好感度のツボとかクリア条件とか調べて、まあいろいろと…ズルしてやったので、それほど苦労しませんでしたが(汗)
真面目にやったらかなり苦労しますよ…
でも、やる価値はあります。良い所は良いです!
ちなみにアニメとはストーリーが違う所が多いです。