きらきらひかる
わたしは、毎日の生活に疲れると、この本を開きます。
ガラスのようにもろい笑子と、善良な睦月。
ふたりの生活と、それを取り巻く人々を、作者独特の
美しい言葉でつづったお話。
ところどころにちりばめられたきれいで切ない言葉は
まるで、愛の言葉みたいにやさしく心に染み込んでゆきます。
きらきらひかる (新潮文庫)
主人公が好きになれるかならないかで、この本の評価は変わると思います。
私は若干笑子にイライラしてしまったので、何回も読み返すことはないと思います。
笑子の情緒不安定さが、わからなくもないけどたまに痛々しすぎるというか。
それと皆笑子に対して好意的過ぎるので、うまくいきすぎてるなという感想を持ちました。
作品自体の材料と雰囲気はなかなか素敵だと思います。
もう少しうまく生かせるとなお良かったのではないでしょうか。
そして、良くも悪くも女性的な作品だと思いました。
きらきらひかる [DVD]
なぜDVD化されないのか?とずっと疑問になってました!予約していてよかったです!やっぱ最高に面白かったです。出演者が、それぞれに光っていて 誰一人欠けても、この作品は完成しなかったでしょう。いや本当によかった!!懐かしいのに、今見ても新しい作品です。でも 特典映像や ブックレットなど、DVD化のおまけ的な物が、一切無いのも残念ですが、らしい?と言えば らしいですね。
フジテレビ系ドラマ オリジナルサウンドトラック「きらきらひかる」
TVで聴いて忘れられなくて、買いました。「何も語らぬ人々」がよかったです。「きらきらひかる」も優しい音で、なんかきます。(苦笑)音楽として、ホント構成というか、リズムとバランスとかいい気がします。(音楽知識について詳しくないかもしれないけれど)買ってよかったです。歌い手がいない曲でも綺麗に歌っている感じです。「何も語らぬ人々」はいいですよ。私はね。