エバーグリーン
読み始めは、著者の傑作「檸檬のころ」より、
ちょっと甘めだなーと思った。特に、序盤の中学生時代。
リアリティのある絶妙なセリフ回し、
切なさがいい感じにまざった心象描写。
共感しやすいのに、予定調和にならない著者の得意技のキレがいまいち。
なんだか、昔の少女漫画っぽいな。
そう思ったけど杞憂に終わった。
やっぱり、豊島ミホはそんなんじゃ終わらない。それは「フリ」だった。
憧れ、片思い、いっしょに下校、そして再会の約束。
作者が書きたかったのは、
そんな少女漫画的ハッピー?エンドの、その後の世界だ。
だから、序盤の少女漫画的甘さが効いてくる。
少女時期を超えても、少女性を保てるか。
青春時期を終えても、青春性を保てるか。
この小説が出すこたえは、
「保てる」だし「捨てるべきではない」だし「捨てられない」だ。
挫折、あきらめ、現実を見ろ、等々。
大人の通過儀礼をすぎても、枯れない感情があることを描くだけでなく、
その「青春性」を更新させていく。ありがちな成長物語を否定するし、
昔はバカだったねー楽しかったねーといった同窓会的郷愁に陥らない。
エバーグリーン。
主人公は緑のままなのでない。より深くみずみずしく繁っていく。
ちょっとほめ過ぎかと思うけど、
豊島ミホ、やっぱいいっす。
エバーグリーン(EVERGREEN) ヒップ&ショルダーバッグHD ブラック
収納力は十分だとおもいます。ルアーケース2つはいりますし、ほかにも小物等十分入るとおもいます。 ただ、動き回るとバッグがずり落ちてくるのでその点がマイナス要因です。 デザインもカッコイイので買って損はないですね。
ロンポス カラフル・キャビン404 BLACK
パズルのピース自体は他のバージョンと同じですが、3Dの問題が好きなので3D問題数の多い本製品を購入。
球体が化学構造の様な絶妙の組み合わさり方でカチャッとハマる感触が楽しく、過不足なくピラミッド型ができた時の達成感はかなりのものです。
前半の易しい問題はあまりにも簡単過ぎるので、実質使える問題は少ないなぁ・・・と思いましたが、後半の難問になってくると歯応えが半端ではないので、意外にこれで丁度いいのかもしれません。
むしろ「ピースを1個置くだけ」みたいな問題も用意する事で、かなりの低年齢から遊べるゲームバランスの広さを確保しているとも言えます。
「欠けているピースを埋める」という形で出題され、その欠けている部分の多さで難易度をコントロールしているシステムなので、例えば問題が手元に無かったとしても、完成形から適当にピースを抜いて即席の問題とする事もできます(自分でその完成形を覚えていてしまったら問題になりませんが)
脳の出先機関とも言われる指先を実際に動かして考えるパズルは、子供の知能の発達にも、モニターだけでのパズルとは違った大きな効果があるように思います。
(モンベル)mont-bell リバーシブル サーマラップ パーカ kids 1101152
ダウンより保温性に劣りますが、子供が着るものだけに、普通に洗濯できてしまうのは本当にありがたいです。
リバーシブルという点でも、子供は喜んでいます。
Evergreen Avenue
悠久シリーズでおなじみのイラストレーターmoo氏が手がけるゲームとだけあって、イベントやEDのイラストには心惹かれるものがありました。ルーレットや好感度維持のコツさえ掴めばそれほど苦にはならなくなると思いますが、そのコツを掴むまでほとんどがバットED行き。いつも声優を見てゲームを買う私ですが、このゲームは声買いというよりも絵買い。クリア後にキャラ別EDがアルバム入りするので、moo氏好きにはたまらないかもしれません。お勧めは主人公キャラ同士のED。でもクリア条件が一番難しいです・・・。