おいしい水彩帖
水彩画を始めたくて、本屋さんで一目惚れして購入しました。
揃える道具の説明からスケッチの仕方、筆のタッチ、観察の視点など
分かりやすく説明されていて、初心者でも「描けそう。描いてみたい。」と思わせてくれます。
本の構成はスイーツ中心のモチーフが描かれており、見ているだけで美味しそう!そして可愛い!!
著者のスケッチコラムを読んで、絵を描くのに大切なのは、技術も然ることながら、
ワクワクする気持ちなんだなーと思いました。
ずっと手元に置いて置きたい、大切な本にです。
ライブ・アット・スモーク
これは凄い!
このCDは、ニュー・ヨークのクラブでライヴ録音されました、ジム・ホールとロン・カーターの名盤を彷彿とさせるデュオです。
井上智のギターは、アンプの音量を控えて生音とミックスすることで、細かいニュアンスを表現しています。ソロのセンスも良いのですが、バッキングのまわった時のコード・ワークが良く、このデュオ・チームにはドラムは不要だと感じさせます。
ベースの北川潔は、これまでに発表されたCDの中で、手の内を最も多く見せています。重くしっかりしたリズムは、サム・ジョーンズを彷彿とさせますが、「Body and Soul」のドッペルや「Donna Lee」のユニゾンなどは、ジョー・パスとペデルセンのデュオ・アルバムを彷彿とさせるところがあります。
音質的に変化に乏しい編成なので、井上のオリジナル曲やリズムの面白い曲を挟み、変化を持たせています。
小編成であるため制約が少なく、しかもお互いのバッキングがソロを支えるとともに、相互に反応しあう演奏は、ジャズ本来の面白さを十分に堪能できる1枚です。
読めなくても、書けなくても、勉強したい―ディスレクシアのオレなりの読み書き
読み始めたら,ぐ〜んと本の中に引き込まれて,気がついたら読み終えていました。
著者である井上智さんの,とにかくすごいパワーを感じました。
学校生活を送っていた頃は,荒れるしかなかった。理解力はあるのに読み書きができない。自分を守るための選択肢は荒れることしかなかった。そんなやり場のない気持を抱えながらも,成長して仕事を持ち,自分なりの学び方を身につけ,「読むこと」「わかること」にチャレンジしていった智さん。さまざまな出来事に傷つき深く沈んでしまいそうな中でも,もがいてあがいて浮き上がっていった智さん。そんな智さんのパワーに触れることができ,私もたくさんのエネルギーをもらいました。
この本には,「学びたい」を求めて突き進んできた智さんの何十年分がつまっています。
読み書きが苦手なことで,智さんを傷つけてしまったのも教師でしたが,智さんに光を当てたのもやはり教師でした。わかり方が違っても理解はできていること,抱えている問題はあってもそれ以上の力を持っている!を見つけたのも教師でした。
智さんは,自分のことを語りながら,今の子どもたちの切なさ辛さに重ねて,私たち教師にメッセージを送っているような気がします。
本の中には,今,学校で困っている子どもたちを支援するヒントが数多くちりばめられています。この本を読むことで,学ぶ意欲や自信を失っている子どもたちの周りにいる教師が,保護者が,支援者が,子どものことに気づき,子どもの困難に気づき,学校で辛い思いをしている子どもたちの学びが支えられる支援の輪が広がっていくことを信じています。
本を読みながら,いっぱい涙が出ました。
悟さんからのメッセージを大事にしながら,目の前の子どもたちの学びを大切にしたいと思いを新たにしました。
この本は,そんなことを考えさせられる,とっても素敵な本でした。
5つ星以上の値打ちのある本です。
N.Y.録音/極上の生演奏をバックに ひとりで楽しむジャズ・ギター
なにより模範演奏がいい!
音も含めて、初心者(JAZZは)の自分としては、まさに求めていた世界でした。
内容がどの位のレベルの人向けかは判りませんが、買って良かったと思います。
マリー&ガリー Ver.2.0 [DVD]
新たに迷い込んだ“ノリカ”が好きになれるかどーかで、評価が分かれます。
そして特典の“公開収録”。自分は、どちらも正直微妙でした。
ギャグ要素がかなり増したのは、良かったり悪かったり。そんなに悪くはないですが。
サブタイトルバックの正統派美少女絵バージョンが増えたというか、同じ絵の使い回しが増えたというか、Ver.1.0?よりも質が下がった気がしました。
ですが、パッケージの絵と、特典の同人誌は良かったです。なので星4に。
Ver.1.0?よりも面白さは増してますが、ノリカは本当に必要なのか?という疑問が拭えません。
でもNHKのショートアニメの凄さは感じました。