ari_back川端康成を文章心理学的に解説。。

ari_back川端康成を文章心理学的に解説。。


ノーベル賞作家・川端康成は、デビュー作で伊豆の壮大な山々の緑と踊り子のカラフルな背景を選んだ。晩年の作は、「雪国」で銀世界の白一色のモノトーンの枯れた世界に文章を昇華させた。 演歌の大御所・美空ひばりは、第二次大戦の終戦後、カラフルな歌で戦後の夢を敗戦国日本に与え続けた。そして、晩年・「柔」で、勝負の世界を歌で哲学的に歌い。演歌を哲学に昇華させた。by ari_back=梅田恭滋
たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。 川端康成『化粧と口笛』


江國香織が川端康成文学賞を受賞したという事実を知ったときにこぼれるため息の色はモスグリーンで


RT @20C_Literature: RT @20C_Literature: 雪のなかで糸をつくり、雪のなかで織り、雪の水に洗い、雪の上に晒す。績み始めてから織り終わるまで、すべては雪のなかであった。雪ありて縮あり、雪は縮の親というべしと、昔の人も本に書いている。『雪国』川端康成


道端に、ばたりと倒れて、バッタと鈴虫がきて、川端康成を思い出して、そのままバターになって、道に溶け馴染む…そしてみんなの記憶からもパタリと消える…そんな人生の終え方を、私はしたい。


移動中に川端康成を読むのが最近の一番のたのしみ(♡´ㅅ`♡)


「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」というのは、本質的に「抜ける」という点が主題になった文章であって、のっけから一気に動きだけを抜き出して見せている。川端康成が英語翻訳となじみがよかった一端はこのへんにもあるのかも。英訳ではまるで「国境」の意は消えているんだけどね。


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