ウルトラセブン Vol.2 [DVD]
『宇宙囚人303』でダンがセブンに変身するのは、ホークから脱出して空を飛び、地に降り立つだけ。それだけですよ!! おそらく5,6秒でしょう。
この異端の脚本を執筆したのは、何とメインの金城哲夫氏。『セブン』は極めて初期の段階から、スタッフが溢れ出る冒険心を抑えきれなくなっていたことがビンビン伝わってきます!!
DVD ウルトラセブン Vol.2
ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンのエポックメイキング的な1作品ずつを集めたDVD「トライアル・エディション」で、ウルトラセブンからは「狙われた街」が選ばれたことからもわかるように、この第8話の完成度は群を抜いている。
1987年の夏、「泉麻人のウルトラ倶楽部」という深夜番組があった。
毎日ウルトラセブンを2話ずつ放送するものであった。決して放送順であったわけではなく、例えば第1話の次が17話だったりして、結構構成も凝っていた。
番組の冒頭に泉麻人氏の解説があったりして、毎日楽しみにしていたのだが、なぜか第8話の狙われた街が 最終回間際に放送されたのである。
当時私は「セブン屈指の名作なのだから最後の方までとっといたんだろうな」と勝手に思い込んでいたのだが、改めてこの作品を見ていると、私の自説があながち間違いではないと思えてしまう。
とにかく私的にはセブンの中でダントツの1位!
怪獣24 メトロン星人
造形的には気に入っていますが、塗装が少し物足りません。
一つのパートを完全に単一の色で塗り分けてしまっているので、ちょっとリアリティに欠けます。例えば頭部のオレンジ色など、もう少し本物に近い感じで丁寧に(グラデーションを着けるなど)塗装してほしかった気がします。
ウルトラ怪獣DVDコレクション(6) (講談社シリーズMOOK)
冊子の方は解禁を匂わせる分ある意味とても素晴らしいと思いますが、DVDの「狙われた街」は残念でなりません。リマスター版で感じる音の不自然が無いリマスター版ではない素材をわざわざ提供しておきながら、ソガ隊員がひと暴れした後のキリヤマ隊長の台詞が差し替えられております。企画が企画なだけにオリジナルには拘らず、お子様にも配慮したということなのでしょうね。冊子の星人が良かっただけに残念でなりません。まぁ、冊子の為に購入したようなものですが…。
ウルトラ怪獣シリーズEX メトロン星人
手に入れようとするとプレミアム価格となっていた怪獣でした。
玩具を投機目的とすることに対しては他人の自由だとは思いますが、個人的には、
子どもや子どもの心を忘れないおとなへの、冒涜行為だと思う。
そういった意味で、高騰していた「メトロン星人」の再販は個人的に嬉しいし、
再販が決まった事を知った時は快哉の声をあげました。
メトロン星人・・・良いですね。このデザインは。サツマイモ、ふじつぼ、イカをミックスしたような
ぶっ飛んだデザイン。黄色、赤を多用した原色系を多用した色使い。
一度見たら忘れられないデザインの怪獣であることは間違いない。
つまり「名作怪獣」といったところでしょうか。個人的にはそう思います。
塗装はハードに遊ぶと剥げ落ちます。遊びたい、綺麗に保存しておきたい
を両立させたい場合は、二体買うことをお勧めします。特に頭の部分はウルトラマンでキックを入れるとすぐに
塗装が傷んでしまいますから。高騰している過去のソフビの再販を今後も続けて
いただけることを切に願ってます。