ディーモン・デイズ・ライヴ [DVD]
アンコールの曲以外、アルバム「ディーモン・デイズ」の曲順・音質と全く一緒のつくりになっている。
あくまでカートゥーンバンドであるという前提を崩さず、デーモン以下演奏者は極力露出をさけている。
多数のゲストミュージシャンたちが曲ごとに入れ替わるが、過度なパフォーマンスは一切廃されており、「ゴリラズの音楽」に細部までこだわるデーモンの情熱が伝わってくる。
幻想的なバックスクリーンの彩光の影に隠れているデーモンが、最後にちょっと出てくるのが嬉しかった。
バットマン:キリングジョーク―アラン・ムーアDCユニバース・ストーリーズ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
ジョーカーの悲劇がまず冒頭に収められています。
ジョーカーも元はフツウの人だったんですよね。それが何かが狂ってこうなっちゃって。「人生は桁外れに馬鹿げたジョークさ」なんて言っちゃうんです。誰かがね、そばについててあげればね、何とかなったかもしれない。でも人生は理不尽で…みたいな。
ビジランテも「こんなはずじゃなかった」みたいな話ですね。父親は本当は普通の愛情を娘に持ってるんだけど、その行動が常軌を逸していて、関わる人をみんな不幸に陥れてしまう。もう悲劇を描かせたら天才ですね、アラン・ムーアは。