リンネル 2012年 01月号 [雑誌]
「リンネル」のすごいところは、この値段でつける付録がすごいところです。今回もそうなんですが、充実しています。「リンネル」の付録のポーチやらバッグやらが微妙に存在感を放っています。雑誌の中身は、おしゃれアイテムの活用の仕方や自然派の化粧品の紹介などいろいろあって、とても参考になります。紹介している小物なんかも愛らしいものが多いです。いちばんよかったのは、アウターの丈と靴下やブーツ・靴とのバランスの取り方を紹介していたページです。寒い冬に暖かく且つおしゃれにできそうな提案がいいなと思います。取り入れやすい値段のものから、それなりにお高いものまでさまざまに紹介してくれるので、おしゃれ感度がたかまります!星4つにしたのは、かっこいいけど、こんなコーディネート現実にはできないよというのがあったので。
ファーストキス DVD-BOX
井上真央さんの表現者としての才能が存分に発揮された傑作!
多様な感情の機微が、多彩な表情により見事に表現されています。
「可愛い」という言葉では表しきれない「愛らしさ」が、全身から溢れている印象。彼女の演技を上手というのかはわからないが、観る者を惹きつけて離さない演技であると思います。
ストーリーは別に奇抜なものではないので、容易に先が読めますが、そのことが返って、何度観ても飽きることのない、この作品の魅力となっています。
脇役の人物造型も個性豊か(類型的ではありますが)で、演技力のある俳優陣が演じてますので、安心してみていられます。
さすがに高額な商品なので、私も購入まではかなり逡巡しましたが、買って良かったと思っています。
井上真央さんに少しでも興味を持たれた方なら、決して損な買い物ではないと思います。
おひさま 完全版 DVD-BOX1【DVD】
若手女優の登竜門としての印象が強い朝ドラに井上真央が主演、脚本は「ちゅらさん」の岡田さんとあって、嫌でも期待が膨らむ作品だったのですが…。何と言うか、登場人物の個性が弱く、大体が内向的でハキハキせず、セリフもまどろっこしいものが多い為、テンポが悪い印象を受けました。直前に放送していた「てっぱん」が登場人物の個性の強さ、テンポ共に良かったので、より際立ってしまった感があります。物語の中盤までは「戦争」と言う時代背景が物語を引っ張ってくれましたが、後半はダラダラとした感じが強いです。東日本大震災を受けて、戦後の復興して行く様子を丹念に描くかと思えば、そう言う訳でもありません。個人的に一番面白かったのは、国民学校の朝礼のシーンで、校長先生に真珠湾攻撃のニュースを聴いた児童が「イエーイ!」と敵性語を叫んだシーンでしょうか。総集編では修正されていたように見受けられましたが、果たして本編も修正されているのでしょうか…。
八日目の蝉 通常版 [DVD]
蝉は長い間地中にいて、地上に出てきても7日で死んでしまう。
でも、みんな死んでしまっても8日目まで生きていたら蝉はどう思うか。
ある意味、井上真央の周囲にいた人々は7日で死んでしまう蝉だったのでしょう。
でも、井上真央は8日目にも生きていようと覚悟します。
その覚悟に至るまでには途方も無い苦悩があったことでしょう。
その覚悟で何だか救われます。
身勝手な父親(田中哲司)と恋人(劇団ひとり)。
本当は優しく包み込んであげないといけなかった実母(森口瑶子)。
本当の孫や兄妹のように接してくれた小豆島の優しい人々。
そして8日目を生きることを選択しなかった永作博美。
井上真央演じる秋山恵理菜のこれからの人生は上記の人々に対するテーゼなのかもしれない。