企業価値最大化の財務戦略
本書は、企業価値評価の方法論を主に論じた書ではなく、筆者の経験に裏打ちされた筆者の独自の考え方をわかりやすくまとめた本でした。特に、外国人投資家が日本企業の株価に大きな影響を与えてきたこの数年来のトレンドをバックに、グローバル機関投資家の論理を理解し、日本上場企業の財務担当者(株価担当)が得ておきたい基本事項をまとめたものとしては、なかなか優れていると思いました。できうれば本書を発射台に、次回は、外国人投資家に、いかにして日本特有?の企業論理をExplainできるか、視点を変えて論述してもらいたいところです。
<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]
むずかしいことをわかりやすく書かれた本はなかなか無いのですが、この本は本当にむずかしいことがわかりやすくなっています。
それは小説が面白いとか、絵がかわいいとかではありません。
簿記や会計の本質がそこに語られているからだと思います。
簿記をかじろうとしている方、またちょっとだけもかじった方も必見です。