オフィシャル・ピアノ・スコア 羽田裕美 かけがえのないもの~ZARD Piano Classics~
たまたま楽器屋の書棚コーナーを眺めていて、大好きだったZARDピアノ譜ということで、捲って見ました。そしたら、たまげました。何がって、その編曲レベルです。恐ろしいほど高度で手が込んでいます。JPOPピアノ譜は、一般的には簡素&陳腐、バイエルレベルの編曲譜が氾濫していて、その現状には閉口せざるを得ないのですが、その中でこの編曲集は尋常じゃないほど手が込んでいます。
ショパンのワルツやノクターンの楽譜を眺めているような高度な編曲です。調べると編曲は池田大介氏とのこと。ビーイングのメインブレーンで、ビーイングサウンドを知り尽くしている人物なのでなるほどな。と思いました。
同じくCDもリリースされているらしく、そこでは羽田さんという女性の方がプレイされているようです。彼女もまたZARDの大ファンだったそうです。youtubeでは彼女の演奏を聴くことができます。情感こもったプレイはやはりファンなだけあると思います。
多くの出版社から発行されているZARDのピアノ譜でも図抜けた編曲レベルなので、お勧めではあります。ただ、技巧的にはショパンのノクターン程度は弾けないと厳しいかなと思います。裏を返せばそんなレベルのJPOP譜中々見かけないという点でかなりレアだと思います。
TERMINATED
1曲目のTERMINATEDはParadise Lost以来久々に感じた壮大、爽快、疾走感を味わえる文句なしの出来でした。
正直、前作(というよりここ数作品)があまり胸に来るものが無かったので不安の中で購入しましたが、
そんなものを見事に払拭してくれました。
その他の2曲もそれぞれに違った味をした聴き応えのある曲だと思います。
唯一気になったのが3曲目のHYPER NEW WORLDが明らかにライブで歌うことを前提に作っている?と思える歌詞と曲なのが
少しあざといな〜と感じたぐらいで(曲はかっこいいです。)全体的に満足でした。
かけがえのないもの (新潮文庫)
私たちが如何にいろんな既成概念に囚われてる事か・・・
自分で作った固定概念で自らを拘束している事に気付かされます。
読み進めるうちに心が軽くなり、心身ともに健全である事の大切さに気付かされます。
養老氏の本は、直球で読みやすく理解しやすいので一気に読め、数回読みたくなります。
たいへん良書です。
心を開いて~ZARD Piano Classics~
ZARDのピアノ??
なんじゃそれ?
と思いつつ、ファンの一人として聴いてみたくなり購入。
聴いてみて驚きました。「癒されます」
の一言に尽きます。
一人で仕事の時など、ずっと聴いています。
ほかの曲も聴いてみたいですね。
かけがえのないもの
ZARDのライブで生の坂井泉水を聴き、その圧倒的な歌唱力、声量とクリスタル・ボイスの芯の強さを知ってしまった後に今回のCDを聴くと、CDでの彼女のボーカルは、あえてエンジン全開にしないで豊かに駆ける大馬力の高級マシンに乗ったときのような感じがする。
エネルギーをストレートに開放するのではなく、満ちてくる情念を、抑制された静けさの中に包み込んだボーカル。それが与えてくれる上質な安らぎと癒しこそ、「かけがえのないもの」が開く坂井独自の世界なのである。
再会からの愛の復活と深化をテーマにした詩は、閉ざされた心が他者を受容して外部との回路が開かれ、さらに自ら愛の光を放つ存在へという、殺伐とした世情への祈りのメッセージを暗示するかのようだ。ひとりでも多くの人に聴いて欲しいと思う。