ザ・エンピリアン
レッチリの John Frusciante のアルバムだったんだね。Mike Oldfield かと思ったぜ! ex-The Smiths の Johnny Marr が参加してるだけで買いだろうってもんだ!
グッバイ・アンド・ハロー
ティム・バックリーは、アルバムごと傾向が随分違うアーチストです。本作は聴きやすい上に、彼独特の繊細かつ、深く濃密な歌を味わえる名盤です。
彼の作品をまだ聴いたことがない、という方に特におすすめです。そして何となく彼の醸し出す歌世界に、逃れられないような魅力を感じたら、「ハッピー・サッド」やライブアルバム「ドリームレター」がおすすめです。
サイケとかアシッドとかという形容詞は所詮、体のよい分類上のレッテルです。ティム・バックリーの歌世界は、ジャンルを超えています。
人間が歌うという行為を突き詰めて考えたい方や、歌の持つ霊性、あるいは深みやかなしみを感じたい方に、ティム・バックリーが行った真摯ないとなみは、きっと鮮烈に映ることでしょう・・・。
Tim Buckley
評価でいうと2枚目からで、このデヴュー盤は人気の点でも地味な存在なのかも知れませんが、やっぱり惹きつけられるなにかがあると思います。ストレートで声量のある歌声。なにかまっすぐなものがダイレクトに伝わってきて感動的です。個人的に、もうなんとなく退屈でいい音楽が聴きたいというときにアルバムを選ぶのも億劫で、古いのから新しいのから棚にあるいろんなアーティストのCDだのレコードだのを片っ端から掛けていると、再生したとたんに、ああ、もうこれはいいや、とほとんど拒否反応が出るくらい退屈に思えるアルバムが多かったんですが、先日なんの気なしにティム・バックリィを掛けてみたときには思いがけず思いきり感動しました。圧倒的になにかがちがう。呪文のようにも聴こえてくるヴィブラートのかかった伸びやかな歌声がティム・バックリィの真摯な面を伝えて、小手先じゃない音楽の光り方がちがうようです。さらに、このデヴュー盤では、なにやらぎこちないようなジャケットの中のたたずまいにも好感が持てます。
グレース
彼の声を1度聴いて心を奪われ95年の2月1日大阪のクラブクアトロで約2メートルの距離で彼の吐息を聴き、生の歌声に圧倒され、確か、ハレルヤの途中で、神戸の震災の余震がきたんです。グラグラ、ユラユラしながら、聞き惚れました。さくらさくら~♪っと可愛い声で歌ってくれた。当時出ていた雑誌は、すべて買い漁り、あなたから来たファンレターのお返事は私の命の宝ものです。優しい言葉で話しかけるように2枚の紙に書いてくれた。息子が生まれ彼にもあなたの歌声を、聴かせたい。みんな年老いていくけどあなたは30歳のまま。歌手をやめてもいい。行方不明になってもいい。生きていてほしかった。息をしていてほしかった。11月17日は、1日中あなたの声を聴いています。今頃生まれ変わってますよね。又、逢えますよね。信じてます。
Happy Sad
ジェフバックリーの父親ということで興味を持ち、聴いてみた。いや、もうホントさいこー。脳内麻薬でまくり。
もっと若かった頃の自分にはわからなかっただろう。音楽は聴く時期が大切。このCDを良いと思えなかったら、押入れにしまって3年後にまた聴いてみて下さい。