天使のしっぽChu(2) [DVD]
あの天使のしっぽの続編になるCHU!ですが、TV放映スケジュールやら何やらでいろいろとファンの間で話題になった作品です。とにかく作画が悪かったのであれが直ったらほとんど他の作品になりそうです。値段は高いけどどうでしょう?
灘中の数学学習法 (生活人新書)
灘中といえば、言わずもがな、日本トップの座に君臨し続けている超エリート校。
そんなすごい学校の教育には、受験戦争に関わったことがある人にとってはとても興味があるところ。
学校の特徴として挙げられているのは、同じ問題を色々な解き方で解く授業、
早いうちは受験を意識しないこと、中高一貫校として、高校の範囲を早めに始める(ペースは普通)ことなど。
中高通して同じ教師が教えるのも特徴。
意外だったのは、補習授業を積極的に(強制的に)やっていること。
エリートでも補習があるんだ!
また、定期テストごとに追試をしているらしい。
エリート養成の影の努力が垣間見えるが、生徒が積極的なところが、本校らしくて情景を思い浮かべてしまった。
本の後半は、実際に出題された定期テストが全学年分載せられているので、トライすると面白い。
テスト内容は、授業の進行具合が早いことを窺わせる。
塾の講師や、進学校の教師、生徒、受験生にとっては、参考になるだろう。
ただ、問題を除けば、文章自体は非常に短く、読本としてはやや物足りない。
数学を学ぶ姿勢的な話も、上記程度で期待していたほどはなかった。
TSUNAMI3・11: 東日本大震災記録写真集
私が求めていたのはこんな本です。余計な解説のない、とにかく写真をたくさん!辞典のような厚さで、ページをめくる度に涙が溢れ出そうでした。それくらい衝撃的な光景がたくさん載っていました。買って損はしないです。値段以上の価値があります。購入を考えている方、是非見てください。そしてこの本を何代にも渡って受け継がせていってください。
幸田文しつけ帖
幸田露伴の娘「幸田文」著、その娘「青木玉」編。
慶応3年生まれの父:幸田露伴のその難解なしつけ。
それを見方によってはコミカルに記した幸田文の文章は軽快である。
薪割りから掃除、野菜の切り方等などさまざまな「しつけ」が続く。
今では使われない単語も多く出てくるが、明治生まれとは思えないテンポのいい文章。
読んでよかったと思える1冊。
台所のおと (講談社文庫)
色々な短編が入ってて幸田文さんの魅力が十分にわかる本だと思います。幸田さんの五感をふんだんに感じた表現が随所にかかれており、すごい感性をお持ちのかただと感じられるひとつだと思います。丁寧な日本語の文も魅力のひとつだと思います。