センチメンタル・ジャーニー (岩波文庫 赤 212-4)
あの天下の奇書『トリストラム・シャンディ』の著者が書いたのだから、こんな題名でも、おとなしやかな紀行文であるはずがない。フランス国内、行く先々で、下女やら人妻やらにちょっかいを出して行く滑稽猥褻譚の趣がある。『風流チョイ悪親爺紀行』とでも訳したらいいのではなかろうか。
センチメンタルジャーニー
このシングルは全部で3曲入ってるんですが、私の一番のお気に入りは2曲目の「ありがとう」という曲です(^^)
歌詞、メロディ、YUKIちゃんの歌声全てが素晴らしいんです!
特にサビの部分はすごく切ない気持ちになってしまって自然と涙が出てしまうんです(T_T)
どうしてこんなに優しい曲が書けるのかなぁ…。
YUKIちゃんは本当に本当にすごい人です(*^^*)
私の中で「ありがとう」は、大好きな曲ベスト3に入る曲です(笑)!
60年安保―センチメンタル・ジャーニー
実に素晴らしい内省的ドキュメンタリーで面白すぎる。
どんな小説家もかなわない「文学」と言えるだろう。
哲学史がドラマであるように彼の思想の遍歴はドラマだ。
しかし彼は皮相な、とばかりは言えないかもしれないのだが、反アメリカニズムの方へ傾く心情を隠さない。
彼は保守主義を持ち上げているが、その保守する(べき)内実は「想像の共同体」としての「近代日本国民」では
ないのかと、思われてならない。
この本は60年安保「闘争」そのものをを取り上げている訳ではない。
彼はその後は日米安保「容認」になり今は日本の核保有まで考えていると思われる。
その「遍歴」の軌跡が知りたい。
今の「アラブ・イスラムの春」を見てみると、60年安保があれだけの大規模な違法行為(国会突入!)を伴いながら一発の銃弾も放たれず、死者も一人だけであった事の「特異さ」に誰か気づくべきだ。
戦前も実は「特異」だった。清水幾太郎が書いていたが、治安維持法でも朝鮮での3.1事件でさえ死刑の判決はなかったそうだ。
警察取り調べ段階での拷問やそれによる虐待死はあったとしても。
少なくも、司法の独立があり、裁判を政治的な見せしめにするような事はなかった、ということだ。
それさえ無いのがかってのソ連であり今の中国だ。
センチメンタルジャーニー DVDメモリアルボックス
ある日届いた一通の手紙から、北は北海道から南は長崎まで、全国に散らばる12人の幼なじみのもとを訪ねて思い出を新しい恋へと変えていく主人公……ツッコミ不許可、一世を風靡した伝説の(笑)ゲームのヒロイン達を主人公にしたOVAですね。
他のこの種のゲームのOVAは、主人公とメインヒロインを中心に、他のヒロイン達を脇役に落とすという設定が多い中、各話交代で全ヒロインをそれぞれ主人公にしたエピソードを用意する、という構成が光ります。
個人的には広島・七瀬優のエピソードが良い感じですが、各ヒロインの特徴を掴んだ脚本と、サンライズの高品位の作画により、全体的に水準の高いシリーズとなっています。
ゲーム本編の出来は何でしたが、本作自体は一見の価値のある作品となってます。