シオンの血族~この不確かな世界と天使たちの輪舞曲(ロンド)~
ライトノベル原作ですが、そちらを読んでいないので、
ゲームのみの評価とします。
主人公である紫苑寺ミコトが、
タイトル通り不確かな世界を解明するストーリー。
聖書ネタなどが多く、少しとっつきにくいところもあるが、
構成はしっかりしていて、最後までプレイしたら理解出来た。
ヒロインたちは皆かわいいですが、
触手による凌辱もあるので、苦手な人は注意かもしれません。
ただ、ハーレムや触手のシーンはとてもエロイです。
輪舞曲 -ロンド- DVD-BOX
竹野内豊さんが演ずるショウ(琢己)とほかの登場人物との関係性が魅力。敵味方が入れ代わり、愛と憎しみ、裏切りと信頼、キャストの深い演技に魅了されます。なにより、竹野内豊さんの静の演技が私はすばらしいとおもいます
破滅への輪舞曲(ロンド) (「テニスの王子様」跡部景吾 デビューアルバム) (通常盤)
発売まで、まだまだ先がありますが今からでも楽しみです。
限定版を逃してしまった貴方、通常版でも跡部様(諏訪部さん)の美声は変わりません。期待大です。
うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~
トロフィー100%になりましたのでレビューします。
このレビューを書く2010年12月の時点では
原作はEp7まで進んでおり、まもなくEp8が発売され、完結することになります。(PC版です。Ep8は5〜8まで4話入っております)
私はこちらも既に予約済みですっごく楽しみです!
このPS3版はその折り返し地点のEp4まで収録されております。いわば前半部分です。
「ひぐらしのなく頃に」的に言えば、出題編をすべて収録という認識で問題ないでしょう。
ストーリーは詳しく触れませんが、
龍騎士07作品が好き、「ひぐらしのなく頃に」が好きって人には間違い無くおすすめできます。
・グラフィック全て新規、フルHD
・音声全キャストフルボイス(アニメ版と同じキャスト)
・楽曲は原作の楽曲がリマスターされ更にクオリティアップ!新規楽曲も!
と気合入りまくりな仕様ですが、内容はほぼ原作準拠です。
会話時のキャラクターの下にメッセージウインドウが出る等、違いはありますが、
選択肢などは一切ありません。物語を読み進むだけです。
ひぐらしのなく頃に祭(通常版)のように
原作になかった選択肢というゲーム性が追加されたりはしていません。
このゲームのゲーム性は自分で推理することです。
プレイヤーは戦人とともに考え、人間には説明できない事件を推理するわけですが、
Ep4の終了時点では、謎を多く残したまま終了します。
初プレイの方は
真相がどうしても気になってしまうでしょうが、
次のPS3版の発売までに自分の推理を固めて
同じ初プレイの人達と推理を披露しあうのが一番楽しめるかと思います。
PS3版の内容レビューとしては
声優さんがの演技がすっごくいい!!グラフィック、演出がいい!!のはもちろん、
バックログ、シーンスキップがすごく使いやすい。
チャプターの頭に戻ったり、好きな位置に戻って読み返せる。
と、自ら推理するゲームとして澱みなくスムーズにそれを行えるシステムはすごく良かったです。
気になった点として、
・テキスト自動送りが早い。
最も遅い設定でも少し早いかと思いました。
・音声の振れ幅が大きすぎる。
リアルなのですが、叫び、笑い、鳴き声などは音量が大きく、
呟きや、死の淵の遺言などは音量が非常に小さくなっているので
音量が大きすぎたり、逆に全然聞こえなかったりするシーンがありました。
偽りの輪舞曲(ロンド)(特典無し)
他の方がストーリーや不満などを書いていますので主に戦闘面のバランスとかについて書いてみます。私はSRPGと言うジャンルが大好きでして、よくプレイするのですが、あまり難易度の高いものに当たったことがありません(私自身は難易度が高いのでなければ困るというわけではありませんが)。1手先を読んで動かしてればクリア出来てしまうような比較的簡単なものや、勝てなくても繰り返しプレイしてレベルをあげる、資金を使って改造するなどの対策を取ればゴリ押しでも勝ててしまうような物が多い中この作品は違いました。
絵柄が可愛らしいので一見ライトユーザー向きかと思いきやとんでもない!非常に歯ごたえのあるゲームバランスである程度このジャンルのゲームをプレイしてる人でも楽勝!とは言えないと思います。と言うのもよくあるオーソドックスなSRPGとシステムが大分違うのが一番の大きな理由ですが。このゲームが一番他のSRPGと違うのはルートマニューバ・システムと言う攻撃方法にあり、これは通常のSRPGは攻撃する場合敵に隣接して攻撃しますが、それに対してルートマニューバ・システムは攻撃したい場合、相手を通過しながら行うことです。なので敵が移動範囲内に複数いる場合一度の移動で複数の敵を攻撃することが出来ます。しかし、ウラを返せば敵を通過出来ると言う事は、味方を囲って守ると言う方法が使えないことになります。当然、敵も同じシステムで攻撃してきますから、従来のSRPGのように飛び道具持ちを味方で囲ってやられないようにしたり、防御力の高い壁キャラを敵の目の前に配置して敵の移動範囲を狭めるなどの策も取れません。なので敵との距離感が非常に大事になります。他には、行動が攻撃する・移動する・アイテムを使う・スキルを使うのどれか一つを行うと行動終了になるためよく考えて動く必要があります。
中断セーブはありますが、再開する度に以前のデータは削除されてしまうのでボスに攻撃を仕掛ける前にセーブをして、失敗したらロードすれば良いやと言う安易な方法が取れないのもまた難易度を高くしている理由でしょう。リトライ機能があるので一応簡単にレベルあげは出来ますが、レベルをあげたところで劇的に有利になったりはしません(敵とのLv差が20とかあれば別かもしれませんが)。さらに、死んでしまったキャラクターはペナルティーが加算されて次の出撃からは能力が下がった状態での参戦になるので、誰かの犠牲と引き換えに簡単にクリア出来る方法を選ぶと後々苦労することになります。死んだキャラは次の出撃で無事に生きて帰って来られればペナルティが解除されます。たまに簡単なステージもあるのでそこで死んだキャラを生き帰せれば良いですが、時には難しい面が続く場合もあるので出来れば全員生きて帰ってこれるようにしましょう。一部のキャラは死んだ場合のペナルティを低くするスキルを持ってるものもいますのでそれをセットしておけばかなり緩和されます。
ステージによってはいきなり四方を敵に囲まれた状態でスタートしたりするところもあり、魔術師などは一発でも喰らったら死んでしまう貧弱さなので「これムリだろ」とパッと見では思いがちですが、何度も繰り返しプレイすることで敵がどのタイミングで動き出すかや、どのように配置したら襲ってこないかなどが分かるようになるので簡単に投げ出さずに是非頑張ってプレイしてみてください。実際自分も特定のステージで20回近くやりなおしたりもしました。
シナリオは途中で分岐があるので2週は楽しめると思います。2週目からは取得したスキルやアイテム、お金は引き継ぎますので大分楽になります。
誰が仲間にいるかで結構戦い方が変わると思います。個人的には弓使いがいないと結構キツくなると感じました。
このゲームをプレイする人に言えることは、従来のSRPGとは違った戦略が必要になることと、常に2手程先を読んで動くようにしましょう。ぬるゲーは飽きたという方、是非プレイしてみてください。きっとご満足頂けるかと思います。