時速8キロ ニッポン縦断 (BE‐PAL Books)
出不精で、体を動かすことの大嫌いな、典型的な「インドア派」の私が、この本の前編である「耕運機オンザロード」を図書館で見つけたのは、ほんの10日程前のことです。完結編である本書は、借りるのでなく「買って」しまい、寸暇を惜しんで読みふけりました。こんなに夢中になった本は、久しぶりです。「自分の知らない世界」「自分ではできない経験」を、本を読むことで「体験」できる・・・、読書の基本ではありますが、そんな本だと思います。
「読んでるあいだ、楽しかったなあ・・、ほんとに。」 次は、どの本を読もうか?
アルミス 家庭用電動耕運機 耕す造 ATP-700WR
私的には、大満足。
・電気だから空気が汚れない。
・パワーも問題なし。
・なんといっても、安い!
しかし、
・タイヤはついているけど、持ち運びの時はそのタイヤは使えないので、持ち上げて運ぶのである程度重い。
・土の中に砂利が入っていると、その砂利が飛び散る。
・固い土の時、ゆっくり耕さないと、表面をスルーしてしまうので、常に、手前に引き寄せる方がいい。力は必要。
・ちょっとした草は、問題ないけど、車軸に絡まるので、なるべく頻繁に丁寧に取り除いた方がいい。
以上、若くて体力、握力があれば、問題ないけど、「鍬を持つのが重い」というようなお年寄りには、危険だから、お薦めしません。
「鍬が重くないなら、鍬でやれば?」と思うかもしれないけど、ね。やっぱ、これあった方が、作業は格段に楽チンです。
ストレイトストーリー コレクターズ・エディション [DVD]
映画が映画である理由を時々考える。TVで流されるドラマとの違いを。どうして、この物語はドラマではなく、劇場で公開される映画になったのかと。
この作品は間違いなく映画で公開されるべき物語である。だが、その理由をうまくは説明することができない。豪勢でお涙頂戴のハリウッド映画でもなく、小難しいフランスの作品や、演出と俳優の力量が欠如した日本映画とも違う。
淡々と語られる物語である。説教めいてもなく、ただ淡々と。
この映画の感動を今、僕は味わっている。観終った時よりも大きな感動が、徐々にこみ上げてくる。
そんな映画です。
タナカ(Tanaka) 家庭用 耕運機(カルチベータ) くわ太郎 TUH31E
家庭菜園を、時間をかけながらゆっくり作業するのに適しています。ただし、幅23.5センチしか耕せませんので、広い場所には向いていません。 一か所で停止させると15センチ以上の深さまで耕せます。耕した土は細かいパウダー状になるため、菜園用として市販されている培養土と比べても遜色ありません。
ただし、畑に残っている不要な野菜などを裁断してすきこむことはできません。刃の形状から柔らかいものをカットするのには向いていないようです。
私の使い方として、本機だけでの15センチでは深さが不足するので、事前にスコップでおおざっぱに掘り起こし、その後、本機で耕しています。こうすることで、表土はふわふわの状態、その下の部分は空気を多く含む粗い状態の土になり、野菜栽培に最適です。2〜3坪の三回耕しで、40分くらいかかっている計算になります。
あまり聞きなれない会社ですが、日立の系列会社で、ガソリンエンジンの製造等がメインの会社です。日立ブランドでも全く同じものが発売されています。
長所:1 何といっても30ccのガソリンエンジン、実にパワフルです。電動式がおもちゃに思えます。
2 折りたたみハンドルの上、実に軽い13キロ。片手で持ち運べます。家庭菜園用としては、これがかなり重要です。
3 燃費が満タン0.6リットルで1時間以上作動します。
4 国産なので安心、部品交換もできます。
5 土が周囲にほとんど跳ねません。
6 刃の形状から、運動場などの草刈りとしても使えます。
短所:1 後ろについている小さな車輪では、作業中安定がとりにくく直進させるには腕力が必要です。
2 ガソリンエンジンの宿命で、使用終了するごとに内部のガソリン(厳密に言うとガソリンに含まれる潤滑オイル)を抜くための作業が必要です。燃料タンクの燃料を抜き、エンジン付属のポンプを押してキャブレターを空にし、エンジンが止まるまでアイドリングさせる。
3 缶入り混合油は1リットル当たり500円近くするため、結構高くつきます。
4 小さいマフラーなので、かなりの騒音がします。市街地や早朝の使用はまず無理です。
50cc2サイクルの原付バイクが急加速するときの音量程度です。
5 本機だけで、野菜栽培するだけの深さには少し足りない。
使い勝手がそれほど良くないからこそ、大人の趣味の道具として、実に楽しめます。若いころ、バイクを動かした時のような感動を覚えます。効率とか実用性・経済性を求めて使用するのであれば、本機以外をお勧めします。
Black&Decker 18Vリチウム電池 ミニ耕運機 LGC120
家庭菜園レベルの畑を借りてます。40分の充電で30坪の土地が耕せると書かれてますがそれは状態が良い土の場合だと思います。初めて耕す土地だと土が固いので広く深くは耕せません。バッテリーの駆動時間は連続で約30分〜40分でした。でも鍬で耕す時にかかる腰に負担はなく、粘土のような土の固まりも一瞬で砕けるので作業は楽でした。買って良かったです。