メタルマックス3 双銃身の魔女(1) (ファミ通クリアコミックス)
メタルマックスファンなら楽しめるでしょう。
キャラの心情などが上手く表現されていて物語もすごく良くできていると思います。
しかし、絵に関しては粗さが目立ち、ファンである自分にとっても納得したとは言い難いです。(次回作ではアシスタント雇った方がいいと思います)
メタルマックス3(通常版) 特典 山本貴嗣先生謹製豪華描き下ろしコミックス付き
古き良きRPG、旧作リメイク等といった宣伝文句のものを今までいろいろプレイしてきましたが、
(無難で丁寧な作りですが追加要素のセンスがなさすぎる某国民的RPG等も含めて)その中でも今作は個人的に最高の出来でした。
同じ様な宣伝文句の作品群をプレイして、けして出来は悪くないんだけどまあこんなものかなみたいな、
個人的感想として80-60点あたりの及第点ボーダー付近のものが多く、
この作品もそんな経緯でそこまで期待していませんでしたが、それが良い意味で完全に裏切られました。
十数年の年月の間にスタッフ達の引き出しに貯まりにたまったアイデアを吐き出しつくしてる印象です。
小ネタやアイデアをぎっしり詰め込んだ怪作になっています。
昨今、限られた予算と制作期間の関係で木の幹だけ残して枝葉はバッサリ切っていろんなアイデアも
ほとんど採用されることもなく手堅くまとめる傾向が強い中で
徹底的に作り込み詰め込めるだけ詰め込んだスタッフの熱意や執りを強く感じます。
ただ戦闘のバランス面(主に序盤)や一部地域のエンカウント率、システム面での細かな不便さなど
不満点や荒削りな所もあります。しかしそれらを全て吹き飛ばすほど楽しいので個人的に十分許容範囲です。
一つ一つの町やダンジョンがきちんと個性的に差別化され構造や仕掛けもいろんなアイデアが詰まっており新鮮で飽きない。
サブクエスト豊富で解決方法と結末が複数あるものが多く味のあるものが多い。
その関係もあり町とそこに住む人たちが生き生きとしてる。
ストーリー会話A連打読み飛ばしのクセがあるのですが久々に読み飛ばしてない。
仲間システムはサガ2タイプのキャラメイクで入れ替えも可能(キャラ絵は複数から選択かオフにできたらなお良かった)。
強くてニューゲームもあるらしい。
自分はwiz系が好きでそういったゲームはのめり込んでプレイしてますが
普通のRPGタイプの作品でここまでのめり込んでプレイしているのは本当に久し振りです。
食わず嫌いでスルーするにはあまりにももったいない作品だと思うので気になる方は是非プレイしてほしいです。
古き良きの宣伝文句に魅かれる方なら買って絶対後悔しない出来だと思います。
メタルマックス3 双銃身の魔女 (2) (ファミ通クリアコミックス)
メタルマックス(FC)、メタルマックス2(SFC)、メタルサーガ(PS2)とプレイしてきて、
「そうそう、漫画にするとこんな感じだ!」
とうなずける作品。
タイルは十分に貼っとけ。念のため特殊砲弾も買っとかなきゃ。でも最後は鉄鋼弾・・・
全2巻ではあるが、シリーズの世界がギュっと凝縮されています。
(シャーシの改造は無かったけど)
残念ながらDSは持っていないので「3」はプレイ出来ません。
やっぱ、買おうかなぁ・・・。
本気のマンガ術―山本貴嗣の謹画信念
はっきり言って自分の絵に何の悩みも無い人には必要ありません。
もっと、何とか画力を上げたいと、苦悶したことのある人にしか本書の良さは分からないかもしれません。
本気の…と書かれている由縁をそのあたりに感じます。
プロが自分の絵を今一度見直すにも良い本です。
メタルマックス2: リローデッド Limited Edition (オリジナルサウンドトラック & WANTEDメタルプレート & 山本貴嗣先生描き下ろしコミック同梱)
スーパーファミコンが先月殉職したので買い替えました。
プレイした感じエンカウント率の低下、システムの親切設計が難易度をかなり下げている感じを受けました。
新要素や、イベント、車両など、結構追加が多いので、新鮮な気持ちでプレイしています。
グラフィックは一新されている筈なんですが、一部、スーパーファミコン版と同レベルの残念な仕上がりがあり、そこだけは無念でした。
しかし、個人的には日本のRPGとして、ドラクエ、FF、女神転生、SAGAと並ぶ不朽の名作であり、未プレイの方に是非ともオススメしたい一本だと思っています