仮面ライダー響鬼テーマソング「少年よ」
歌手デビュー40年のキャリアはダテじゃない。その若々しく、力強い歌声で、布施さんは少年たちのみならず多くの世代、多くの人々の背中をそっと押すかのように、力づけ、励ましてくれる。特に―これは他の方々もあちこちで口にされているが―、2番の歌詞が胸に響いてきて、なんともたまらない。この名曲こそはきっと『仮面ライダー響鬼』という番組の今後を、大いに盛り上げてくれることだろう。もっとも、以前から布施さんがテレビに出て歌うたび、某2ちゃんねるの番組実況スレッドでは、主に若い世代から「このおっさん、歌うますぎ……!」「感動した!」といった声があがっていたわけで、そういったことの積み重ねもまた、今回の「少年よ」のヒット(初登場12位で、布施さんにとっておよそ26年ぶりのオリコン・トップ20入り)につながっているのではないだろうか。カップリングである番組オープニング曲「輝(かがやき)」も、心を静かに燃やしてくれる、これまた名曲。熱く激しく燃えるのとはまた違って、こういう感じもまた、いいものだ。これまで仮面ライダー関連の商品をCCCDで発売してきたエイベックスが、今回は(今回から?)通常のCDで発売してくれた、ということも、購入した人にとってのプラスポイントとして、結構大きかったのではないかと思う。
あとはこの「少年よ」が、年末のあの大型歌番組で歌われれば、感動もひとしおだろう………。布施さん、並びにスタッフのみなさん、何とぞよろしくお願い致します。
劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 [Blu-ray]
俳優陣の魅力は相変わらず輝きがある。
しかし、少年こと明日夢の性格設定がTVシリーズと変わっているように見え、感情移入がしづらかった。
鬼の描写、村人の描写もステロタイプで深みがない。
多すぎ、そして奇抜すぎる仮面ライダーのデザインも「これが仮面ライダー?」と思えたし、逆に現代編と全く同じ姿の響鬼や威吹鬼などについても、「この世界観の中では浮いてるな」と思った。
TVシリーズで積み上げてきたリアルさのある描写が一気に崩壊した印象である。
劇場版だからと奇をてらわずに、TVシリーズのちょっと豪華版で良かったのになあと今さら思う作品である。
オリジナルサウンドトラックアルバム 仮面ライダー響鬼 音劇盤
………参りました。さっきから長いことヘビーローテーションというか、延々リピートで聴いておるのですが、まったく飽きが来ません。全体に打楽器主体のサウンド、ということで、斬新でありつつ、サントラとして王道・正統派でもあるこの音劇盤(第1弾……でしょうな)。構成の巧みさも相まってか、聴いていると、心の奥の深ーいところで癒される想いがするのと同時に、明日への活力のようなものも、この胸の奥底から、ふつふつとわいて来るような気がします。毎週のオンエア(まれにお休みあり)を楽しみにしている方々(含むオレ)のみならず、広くおすすめできる素晴らしいアルバムに仕上がっております(録音も優秀。ライナーに参加ミュージシャンのクレジットがないのは残念。もちろん、CCCDではありません)。そして、まだまだ未収録の楽曲はあり、番組の方では新しい楽曲も続々と登場しておりますので、その辺は今後のリリースへと、大いに期待をさせていただきたいところであります。
仮面ライダー響鬼 VOL.11 [DVD]
ザンキ、トドロキ師弟の生と死をかけたドラマは見どころがある。イブキとあきらの師弟関係、ヒビキと明日夢、京介の師弟関係も同時に描かれ、鬼とは何か、人として鍛えるとは(成長するとは)どういうことか、訴えるものがある。半面、主役三人以外の鬼の存在が感じられないなど背景となる世界観の描写は薄れてしまい、新規のマカモウも出てこなくなる。その点が寂しいので星一個減。映像特典は下條アトムと細川氏の対談。下條氏が「おやっさん」を引き受けるきっかけを語る。二人の対話はとても興味深く面白い。
仮面ライダー響鬼 VOL.1 [DVD]
仮面ライダーはキバ→電王→響鬼の順に見ています。
最初は、ライダーが鬼だし不思議なテイストだし怪しい映像だし…子どもはついてこれるか?と思いましたが意外にもうちの子どもたちは食いつきました。
太鼓の音がお祭りを連想させるからか、好きみたいです。変身シーンもお気に入りです。
仮面ライダーは作品ごとに多少の批評批判はあるみたいですが、なんだかんだでどれもクォリティーが高くて面白いのがすごい!
響鬼は親の私が一番食いついたかもしれません。
ミュージカル風な流れにびっくりしつつ見ている内に、明日夢の妙なリアル感にハマり、設定にハマり、おやっさんやヒビキさんの飄々とした感じにハマりストーリーが気になり…気がつけば最終回まで見てました。
主題歌や音楽も素晴らしい。
我が家では節分前は「いい子にしてないと鬼が来るよ〜」なんて言ってましたが、響鬼・モモタロスのせいで(おかげで?)、鬼が怖くなくなるかも。