遊遊 ELEVATOR ACTION
アーケードにもなっていた、ファミコン世代にクリーンヒットする名作。
内容は、屋上から進入し機密書類を盗み出し脱出するというもの。
シンプルな操作性と絶妙の難易度で大人気になったゲームです。
ファミコンのゲームに興味のある方、2Dゲームの好きな方にお勧め。
ただ、グラフィックは当時のままなのでご注意を。
エレベーターアクション リターンズ
TAITOの名作「エレベーターアクション」の現代版とも言えるアクションシューティング。
今作は2人同時プレイが可能です。
足の速いカート、射撃の速いイーディ、体力のあるジャドと、個性派揃いのキャラから1人を選び、建物内のデータを回収しながら脱出エリアへと移動していきます。
移動もダッシュが可能、ジャドはダッシュ時に接触すると対象にダメージを与えられます。
各キャラ性能の異なるサブウェポンを持っており、活用が攻略のカギでもあり、ハイスコアへのカギでもあります。
スクロール方向は縦だけでなく横にも伸び、ゲーム性も大きく変化。
エレベーターアクションらしさは損なっておらず、段差に落ちると1ミス、エレベーターに潰されると1ミス、というのはそのままです。
ダメージ制になったことで、初心者にも遊びやすくなっています。
サターン移植版は、ボタン設定で同時押し(サブウェポンボタン)を設定出来るため非常に快適。
PS2のタイトーメモリーズ版と比べても、操作はかなりしやすくなっています。
ゲームを一度クリアすると、初代「エレベーターアクション」もプレイ可能、懐かしさに浸れること間違いなし。
ローディングは気になるほど長くはなく快適、ロード中はプレイヤーキャラクターのウェイトアクションが表示されます。
ゲームとしてはとにかく地味で、派手なエフェクト等は一切ありません。
敵を倒すと血が出たり、炎上物で倒すと悲鳴を上げながら燃えたりします(一応出血はオプションで設定変更可)。
スコアアタックが熱いゲームではありますが、表示スコアの限界が低いために稼ぎのコツが判るとすぐカンストしてしまいます。
今更サターン版を買う意義があるかどうか、PS2のタイトーメモリーズと比較して「快適さ」を選ぶなら、間違いなくサターン版をオススメします。
エレベーターアクション LR-07
ロープを伝って屋上から侵入するオープニングを
残機表示を利用して再現したり、ドアノブの部分を
銃の弾パターンに充てるなど、様々な工夫を凝らして
原作を再現しようと努力されたようです。
その甲斐あってか、LCDゲームながら原作と同じように
「エレベータやエスカレータでフロアを移動し、ギャングを
銃で撃ちながら全てのドアに出入りし、最下段の車に乗る」
というゲーム内容が実現されています。音も2和音使ってて
ナカナカいい雰囲気です。
(画面表示を詰め込み過ぎてて、少々見難いですが…)
しかしながら、元々のゲーム自体が、エレベータを待ったり、
エスカレータに乗ったりと、時間のかかる場面が多い内容のため、
これがLCDゲーム特有のテンポの良さを殺してしまっているのが
残念なところです。
また、ドアに入る時と出る時の音が原作と逆だったり、
移動キーが液晶に近いため、右移動キーを押すと画面が滲むなど
ソフト、ハード共に詰めが甘い部分があります。
せっかく他の部分で頑張っているのに台無しになって
とても勿体無いと思いました。
最後に裏技をひとつ。POWERボタンを押しながら背面の
リセットボタンを押すと、 ボタン入力チェックモードになります。
地下室のメロディ [DVD]
「太陽がいっぱい」と同じぐらい何度観たかわからない、フランス映画の大傑作だ。アラン・ドロンの代表作は本作と「太陽がいっぱい」だと思うが、どちらも犯罪映画で、スリリングであり、ラスト・シーンが強烈な印象を与える点で共通する。
本作の特徴はジャン・ギャバンとアラン・ドロンという当時の新旧俳優の共演。ジャン・ギャバンが計画をねり、アラン・ドロンが犯罪を実行するのだが、ジャン・ギャバンは貫禄十分に指示を出し、アラン・ドロンは敏捷な動きでカジノに潜入し、金庫を襲う。新旧俳優がそれぞれ持ち味を発揮している。そしてあまりに有名なラスト・シーン。
最初観て強烈な印象を受け、繰り返し観ても飽きない名画だ。