日本でいちばん大切にしたい会社
きれいごとだけでは経営が成り立たないことも分かってます。
この本のことを「学者先生に何が分かる…」と言うこともできると思います。
でも、素直に感動した。電車で読んでて、危うく涙が出そうになった箇所も…。
ここに出てるような会社がきちんと儲かっているといてよかった。
「やるべきことをきちんとやる」+「相手のためにという気持ち」+「一工夫」ができた会社が繁栄する、
ということをシンプルに教えてくれる本。単なる「正論」なんですけど、なかなかできないんですよね。
コーエー定番シリーズ 維新の嵐
“維新の嵐”はその名の通り、日本幕末期の志しある一人の若者(中年)として日本の各地を駆け巡るゲームです。自分が選ぶ主人公(坂本竜馬や土方歳三、松平春嶽、井伊直スケなどなど)によって思想(倒幕・勤皇・攘夷)を広め、平和的に日本の夜明けをみることが目的です。ですが、表題にもあるように、旅の途中刺客に狙われ一騎打ちのような場面もあれば、プレイヤーの思想を変えてしまうような舌戦的な場面にも出くわします。同社三國志の10をプレイした方ならなんとなくでも理解してもらえるかもしれません。基本的に大袈裟な“戦(いくさ)”は無いに等しいですが、竜馬のような郷士(低い身分のサムライ、下士)でもお偉方(島津久光クラス)と親睦を深めれば、○○軍の出動要請だってありえます。その状況は結構最悪で、相手を説き伏せなかった結果ですからなるべく脅しで利用し、それでもダメな場合はもう開戦しかありません。京都御所方面に兵を差し向ける!なんてのもカッコイイかもしれませんが。途中にも書きましたが、暗殺の魔の手がのびてせっかくの同志が死んだり、自分も含めていつしか違う思想になっていたりするので注意が必要です。勿論、歴史イベントもあるので日本初の株式会社“亀山社中”や“海沿隊”なんてのもつくれますよ。全体的に同じことの繰り返し、今で言う作業感があるかもしれませんが、当時の歴史上の人物や時代の流れを知る上では大変忠実に再現されていますので貴重な参考資料となるのは間違いないです。ハイ。
幸せを導く未来の暦
amazonの内容紹介を見ただけで不安に思ってしまうようです。
本書の内容も自然災害やアメリカの事など「不思議な世界の方々」からのメッセージを書き留めた内容で大部分を占めています。
「不思議な世界の方々」からのメッセージは突拍子もない内容のこともあって、松原さんも「?」のこともあったりするので、
読んでいる私も「・・・?」と思うことも多かったですが、ネットでそれらのことを検索してみると、現在世界中で起きていることと無関係なことばかりではありませんでした。
「世見」。松原さんは「予言」ではなく「世見」と思って下さい。と仰っています。
本書に書いてある内容を読んでいると、不安や恐れの気持ちが浮き出て来るのが分かりました。
でも、全部読み終えた頃には「自分を変えたい」「未来を変えたい」という気持ちに変わっていました。
本書の内容は松原さんのブログでおなじみの「世見」がほとんどです、「照の日記」に書いてあるような言葉が少しですが載せられていますが
その言葉から私たちへの深い思いやりが伝わってきて、心が落ち着きました。松原さんは本当に心の優しい方なのですね。
松原さんの「世見」を読んだとしても、恐れないで下さい。
帯の言葉「地球上で起きることを前もって知ることの意味は何なのでしょうね?」は、「未来は変えることもできる」というふうに私は思いました。
私がそうでしたが、予言的な事に関心を持って読むのも良いですが、未来を不安に思うよりも自分がどのような観念を持っているのか感じてほしいと思います。
本書の評価としては、やはり主題をもう少し絞り込んだ方が良いと思いました。
そして「照の日記」の、温かい言葉を多く掲載すれば良いかな、と言う感じです。
でも、人の関心ごとは「世見」でしょうから・・・。
ドラマCD「黒と金の開かない鍵。」第1弾<郁人&透央編>
各キャラのシナリオの粗筋です。
<郁人編>
郁人を置いて旅行にでかけちゃう奏を快く見送った郁人。しかし、実際は心配で心配でたまらず、奏の部屋で寝こけてた郁人が、旅行中止のために帰宅した奏に気付かず、寝ぼけた半意識化の状態で黒郁人となり、普段抑えている欲望が表面化してしまう話。
<透央編>
蛍を見るため浴衣デートをする二人。途中ツアーから逸れてしまい、ひょんなことから浴衣が濡れてしまった奏を見た透央がお約束展開を辿り、最後はちょっとギャグ落ちな話。
ヒロインの声優さんも男キャラの声優さんもとても素敵な演技です。効果音やBGMも演出が利いています。
私は乙女ゲームに関して、ヒロイン声有り派なので男女ボイスあった方が楽しめるのですが、こちらのドラマCDは、女性ボイス有と無でトラックが分かれています。なので、ボイス有り派の人にも無し派の人にも楽しめる仕様となっており、心遣いが嬉しいです。ですが、その分、各キャラの収録時間が短くなっており、女性ボイス有で20分前後となってます。
どうせなら各キャラもうちょっとボリュームが欲しかったです。多少価格が上がっても構わないので、CD2枚組とかにして欲しかったです。
ドラマCDのシナリオに関しては、ゲームで目立った地の文の「連結器」や「突起」などの面白仕様は勿論なく、ドラマCDとして会話が中心となっており、やはり音だけで表すため会話に多少説明臭いところはありましたが、思ったよりも楽しめました。
「黒と金の開かない鍵。」のゲームがお好きだったら、満足のいく内容だと思います。
第一弾ということは、第二弾も有るということなのでしょうか? 今後も黒金の商品展開が楽しみです。
the very best of gut years 1994-1997
90年代末期から2000年代にかけての坂本は、とてもそれが彼の真の力量を表してはいない事、つまり、流してしまっている事はファンからみれば自明です。
また、80年代は一応、彼の本領を発揮はしているのでしょうが、80年代の陳腐な雰囲気が、いまいち好きになれない方もいるでしょう。
さらに、現代音楽や前衛音楽の分野における挑戦は、成功しているとは言い難いのではないでしょうか。
しかし、このアルバムは、ある意味では等身大の坂本、隠れた最高傑作と私には映ります。
気負わずして、素直に彼の世界感を上手に表現できています。
素晴らしい、の一言。