腐指(ふし)
最初は凄い呪いの話だなと思いましたが、読んでいるうちに、沢山の大切なことに気づかされました。人を呪う気持ちも分かるし、人を愛する気持ちも分かる、とてもいい話です。わたしは主人公のどの感情にも共感出来る話でした。
WORLD WILD 2010
前作『JAPANESE CHAOS』は今もよく聴きますが約1年半振りのこの新作も買って良かったと思える作品です。
結構ブッ飛んでます 笑
Saoriさんの独特の歌詞と声、バックトラック等とても好きです。
上手く批評出来ませんが、素晴らしいのでもっと知って欲しい歌手です。
私が特に好きな曲はエスニック・プラネット・サバイバル、I can't、Lonely Lonely Lonely、ファニー・パレード、グロテスク、シンパです。
一度くらいライブに足を運んでみたいです…\(+×+)/
Domestic domain
このミニアルバムが出るのを心待ちにしていました!
今日初めて全曲聴いて、素晴らしいと思いました。
私が特に好きなのはタイトル曲のDomestic domainと5曲目のOFF THE WALLです。
3〜4はパーフェクト・ワンダーガール〜Sakuraを彷彿とさせました。
前作から更に突き抜けたSaoriちゃんの活躍がこれからも楽しみです。
Saori―木村沙織フォト&エッセイ (NBPムツク)
普通に、これまでの木村沙織のバレー人生が自叙伝のように淡々と文字で書いてあるんじゃないか、
ちょっと位写真があるんじゃないかと思って買いました。
そういうものではないです。
だから、じっくりと、木村沙織のバレー論とかを読みたいとか思ってる人には、向かないと思います。
でもよくよく考えてみると、木村沙織ってそんな真面目につらつら文章を書くキャラクターじゃないなと。
(激闘の末にコメントを求められた際に「だって勝ちたかったんだもん!」って言えるようなかわいい女の子だったなと)
この本の中でも、「あまり自分のことは話さない」と、自分で言ってたし、
お母さんも「沙織は、高校卒業後の進路で一人悩んで泣いてた」みたいなことが書いてあったけど、
そういえば、そんなに真面目にながなが文章を書く人では無かったなと。
そんな本が出たら、確実に本人が書いてないなと。
そういう意味だと、無理してない等身大の木村沙織が、ちょっと真面目に語ったり、色々な企画をやったりしてます。
何より文章の部分は、
勿論全部ではないけど、木村沙織の直筆の文字がうっすら印刷されていて、その上にワープロで打ち直し読みやすくした文章が、書いてあるところもあり、
直筆の文章がそのまま載ってるところもあり、
本人が一生懸命書いてるなって感じがします。
無理してない。
「せっかく本を出すし、バレー論とか悩んでることとか、ちょっと改まって書こう。
でも、本一冊分の文章を書くなんて、沙織には無理。
読んでる人が楽しくなれるように、
自分がめちゃくちゃ楽しんじゃおう!
それがsaori流です。人に何かを伝えるって文字だけじゃあないでしょ」
と、本の中で語っている訳じゃないけど、
そんな木村沙織の声が、聞こえて来そう。
読み終わったら、辛いことがあっても笑顔を絶やさず、頑張ろうって思える。
そんな本です。