リーフファイトトレーディングカードゲームビジュアルファンブック (Dセレクション)
『リーフファイト トレーディングカードゲーム』において使用されているイラストを中心に構成したビジュアルファンブックです。
コミック版『To Heart』を描いた高雄右京がこのトレーディングカードゲームのイラストを描いているのは知っていましたが,あの『あずまんが大王』のあずまきよひこもイラストを描いていたとは知りませんでした。う~む,確かにあの絵柄はどこから見てもあずまきよひこですよね(^^;)。
イラストの他コミックとSSも載っていてなかなかお得な本ですね,これは....
もちろん,あずまきよひこのコミックも載っています。
あずまんが2 ― あずまきよひこ作品集 BOX入り ((HY版))
まず漫画ですが、「Try!Try!Try!」はホントに「よつばと!」ですよ(笑)「Wallaby」も、人によっては「これで終わり?」と思ってしまうかもしれない終わり方ですが、素朴でなかなか良かったです^^そしてオフィシャルコミックですが、元ネタを全く知らなくてもそれなりに楽しめました。
残念だったのはCD-ROM。対応していないとかでスクリーンセーバーが見られませんでした…Windows7はダメなのでしょうか?意外とあっさり諦めたので原因は分かりませんが、こうしてレビュー書いてたら気になってきました^^;
あずまんが 2 あずまきよひこ作品集
本屋で買えるけど扱いは本じゃなくて、ここではソフトのコーナーに有る、という不思議な本です。つまりはCD−ROMのオマケに本が付いてくる、という事らしいです。あずまきよひこのファンなら無条件で買うでしょうけど、そろそろ大部分のファンが元ネタを知らないであろうと思われるので、その点をご承知置きを。仕様のスペックも時代を感じさせるので、その点でもちょっと注意ですね。個人的には、アニパロ(もう死語か?)の元ネタにはあまり思いいれが無かったので、「よつばと!」の前身の「Try!Try!Try!」と、ぬいぐるみに憑依した少年とぬいぐるみの持ち主の少女の話の「Wallaby」(これで終わってしまうのは非常に惜しい、続きが気になるので、どこかで連載しないかな)が面白かったですね。
よつばと! 11 (電撃コミックス)
この漫画の肝は、やっぱり、よつばが未知のモノに触れた時の素直なリアクションなんだなと実感。慣れきってあたりまえの事になってしまったイロイロの”初心”を思い出させてくれます。
それにしても相変わらずキャラ描写が丁寧。よつばだけに限らず、みんな年相応の行動力で、模範的な良い子になりすぎず、ちょっと意地悪だったり、ビビリだったり、場当たり的な性格だったりと、そんな部分に人間味を感じます。
ほのぼのとして優しさと清潔感のある漫画なんだけど、表現の幅は広く深い。エンターテイメント性も満載で今巻も大満足です。何度も読み返しつつ、次巻を楽しみに待ちたい。