SCIENCE FOR THE LIVING
今まで自分は「美しい」を勘違いしていたのかもしれない。
例えば、ピアノであったり、あるいはヴァイオリンであったり。
そういう自然で壮大な音が、「美しい」の基本だと思っていた。
このアルバムに出会い、その誤解は一瞬にして解かれた。
どの曲も素晴らしいが、特に♯2は鳥肌が立った。
淡々とリズムを打つドラムマシーンに、電子音とヴォーカルが織り交ざった、それだけの曲なのに、心を打つ美しさがあった。
このアルバムは革命的である。
今までの自分のロックの見方を180度変えてくれた。
また、このバンドはジャケットセンスも一流だと感じた。
Swallowing Coasters [DVD]
実際にこのスタジオコーストのライブはいきました。曲と曲のつなぎがなく、超っ速なG4N節をガンガン飛ばす構成です。自分はこのアルバムが今はいちばん好きなので余熱充電のためにも元気のチャージ源として疲れた時とかに観ます。
ライブ版とは別のもう一枚のDVDはメンバーのインタビューものです。
メンバー間でもまあいろいろあったけどここまでこんな想いでやってきたで、みたいな。
アツイ人柄がすーごくでています。
ライブのチケットもなかなかとれなくなったりしているし、なにしろドラムのkawajin様が秋に卒業されるので
これまでのG4Nとして積み重ねた活動の集大成として1枚持っていてください!!!
さらなる期待をこめてあえて★4つにしました。
MAGIC(通常盤)
一応B'z歴は古いつもりですが、このアルバムの曲は全て歴代の名曲に劣りません。
やっぱりB'zは凄い!という1枚です。
聞きこんで東京ドームに行って正解でした!
以下、収録曲の感想です。
1. Introduction : スローにギターで始まります。いい感じのチョーキングです!
2. DIVE : CMでもお馴染みの曲。ライブでも乗り乗りでした。
3. Time Flies : カッコ良いです。
4. MY LONELY TOWN : メッチャ良いです。どこか影のある最高のナンバーではないでしょうか。
5. long time no see : ドラマの主題歌。スピードがあって乗りが良いです。
6. イチブトゼンブ : ドラマの主題歌になったシングル。某番組で50TAがこの曲でマラソンしてましたネ。
7. PRAY : スローナンバー。曲の後半にある「誰かのために」の部分はライブでも合唱でした。
8. MAGIC : イントロのギターリフがカッコ良い。アルバムタイトル曲。
9. Mayday! : これも凄く良いです。ライブでも盛り上がりました。
10. TINY DROPS : 聞かせるバラード。「会えないのは辛いけど・・・」泣かせます。
11. だれにも言えねぇ : これは良いです。スピードもあって、誰かに恋をしてる人は共感できるのでは。
ライブでも誰にも言えない井戸がセットしてありました(笑)
12. 夢の中で逢いましょう : ミドルながら聞かせるナンバー。
13. Freedom Train : ロックバンドですからこういうナンバーも必要かと。
やっぱりB'zは素晴らしいと思える1枚です!
CROSSBEAT (クロスビート) 2010年 09月号 [雑誌]
まず、値段が高い。物価の上昇と比較すると適正価格かもしれませんが、以前と比べるとやたら高くなったように思います。付録とかポスターはいらないし、レイアウトも凝らなくていいし、全ページ白黒でもいいので値段を下げてもらいたいです。
編集にも疑問があり、ニュース欄が前と後ろにあるのが解せない。どちらかに統一すべきだと思います。
インタビューや企画の内容は面白いですが、企画で扱う名盤がだいたい何時も同じなので(書き手が違っても)同じ作品に関するレビューを何回も読まされてる印象が拭えません。
名盤50選とかやたらとリストを作ってますが、(個人的に参考にすることもありますが)吉田健一が「文学の必読百選を載せた雑誌があるがそういうリストを参考に読む人は一生文学と無縁であろう」という言葉を思い出します。
CD等は時代の曲がり角にきてるようなのでディスクレビューも要らないかもしれない。私事ですが私はCD買うのをやめてダウンロードで購入するようにし始めました。理由は置き場所がないとか部屋が高温多湿で保存に適さない為等。音楽のレビューに関する新しい発想が必要に思えます。
以上が最近のこの雑誌に対する想いです。昔から好きで読んでますが、似たような感想の方も少なからずいるのでは。
ニュース欄でMick Karnが闘病中で寄付を募ってるとあり、寄付は仕方がよく判らないので代わりにアルバム1枚をダウンロードしました。これで一助になればいいですが。