同級生 [DVD]
先が読めるストーリーだと思いますし、誰がもう一人のジュンかというのは、すぐに予想がつきますが(というか商品自体を見ればわかる)、私はこういうテイストの作品は好きです。
中村優一と桐谷美玲のメインキャストも良かったですが、私的には早川希美の妹、由紀と、潤の友人、加藤の存在が結構効いていたと思いました。
加藤の「ジュンって本当にいたのかな?潤を立ち直らせるために現れた幽霊なんじゃないか?」といった言葉、ある意味本質を突いていて印象に残る言葉でした。
この言葉のように「父親から認められたいがための競泳」の挫折から立ち直り「子供たちに教える水泳」への脱却をします。何故水泳教室で子供たちに教えることに意義を見出すのかは後半に明らかになります。
私は劇場公開時は全くこの作品を知らなかったですし、この作品を見ることになったのはある意味偶然ですが、良い作品だと思うので、機会があれば見て欲しい作品です。
一つ☆が減なのは、中盤あたり二人のジュンのケータイメールで連続してのやりとりがあるのですが、画面の切り替えが早くメールを読み切れないうちに
次々とメールのやりとりが行われてしまったということ、また関連してどっちがどっちのジュンだかわからなくなってしまい、巻き戻したりもう一度視聴したというところからですが、
この作品の重要なアイテムであるケータイメールのスピードについていけないというのは、私の年齢的なことなどこちら側の原因によることでしょうから、同級生世代は大丈夫でしょう。
私はメールのやりとりを確認するために、二度目の視聴をしましたが、もう一人のジュンの存在を意識して、再度視聴してみるのもおもしろいと思います。
このときもう一人のジュンはどんな気持ちでこのメールを打ったのだろうかとか、深く考えてみるというのも二度目以降の視聴方法として有りだと思います。
面と向かっては言えないことが、メールでは言える。そういうこと結構ありますし。
もちろん逆に文字にすることで、印象がきつくなり相手を傷つけるということも現実世界ではありますが・・・
そして、二度視聴して分かったことですが、タイトルの「同級生」も潤と病気で一年留年して同級生となったという単なるクラスメートの意味ではないようです。
3月10日に誕生日を迎えたジュンが来年の誕生日までの1年間、年齢を重ねることのなくなってしまったもう一人のジュンと同い年という意味もあるようにとれました。
また、この作品とリンク(と制作側は言っているようですが、私はパラレルワールドだと思います)している「体育館ベイビー」の方は、私的にはちょっとダメなテーマでした。
こちらも複数回見れば、良さや秘められているメッセージもわかってくるのでしょうが、ちょっと・・・
同級生 [DVD]
ゲイの主人公(スティーブン)とその彼氏(ジョン)の違いはなんだったのか?
スティーブンは原題のとおりに「real」を勝ち取るが、ジョンは勝ち取ることはない。恐らく生涯にわたって。
しかしジョンにはスティーブンの行動が理解できない。
ジョンがスティーブンにした行為は許されないものであるだろうが、これからの自分のキャリアを守っていくためには仕方ないとも思える。
そこを考えると切ない。
吹替え版が収録されていないのはまことに残念である。
同・級・生 (小学館文庫)
大学の同級生・恋人が社会に出てその後どうなってゆくのか、を描いています。これが、かなり身に積まされるエピソードばかりで、思わず自分を投射してしまいます。学生時代の甘ったるい日々や青っぽい正義感が、有無を言わせぬ組織の掟に従って、自分自身も変わってゆきそうになるのですが、どうしても甘く切ない学生の頃を引きずってしまう。それは幻にしか過ぎないのですが・・・。恋愛をテーマにした作品をお探しの方にはお勧めです。漫画なんか、とお思いの方には是非読んでもらいたいと思います。
クライマックス 80’s BLUE
イエローの方にも書きましたが、ソニーレーベルから選りすぐりの曲を集めたコンピレーションアルバム。主に80年代後半の曲をセレクトしている。自分だとちょうど高学生〜大学生ぐらいに流行っていた曲です。その頃は空前のバンドブームが沸き起こり、メディアでもたくさん取り上げられてました。あだち充のタッチやF1中継が始まったのもこの頃です。
イエロー同様さすがという感じの選曲で思わず買ってしまいました。
もし今後同じ様なコンピレーションアルバムが出るのであれば、バービーボーイズ「女ぎつね on the Run」、SQUARE「TRUTH」、尾崎豊「アイラブユー」、白井貴子 & CRAZYBOYS「CHANCE!」のような曲を選曲していただければ(手前勝手なリクエストですが)と密かに期待しております。
同級生は俺の嫁!(1) (アクションコミックス)
Men's YOUNG本誌を読んでいて、待ちに待った「琴の若子先生」の単行本が発売されました。
大学のクラスの飲み会に参加した県 裕一(あがたゆういち=主人公)は酔っ払って市ヶ谷佐和子(ヒロイン)に××してしまう。翌朝、裕一は記憶がないなか責任をとる形で婚姻届にサインをし、二人のHな「どたばた夫婦生活」がすすんでいきます。
1巻の全八話の中で、二人のHは生外出し一回、ゴム着用四回、生中出し一回(中出し事後責めあり)、未挿入相果て一回の計七回にプラスして、裕一の兄・恵一の妄想[裕一・佐和子の生中出し妊娠H(中出し拒絶表現あり)]ということで、今のところ一話に一Hシーンがあります。
ヒロインの佐和子さんは私のツボです。私も、真面目で気が強くて世話焼きで家事が得意で可愛くて純真無垢でHで処女のあねさん女房が欲しいな、と思います(さらに眼鏡キャラでしたら本当に最高だったのですけどね(^^;))。
今後の本誌連載(悔しいことに、現時点では隔月連載なのですが)と単行本の発行に期待しています。