ポセイドン・アドベンチャー【字幕版】 [VHS]
アカデミー主題歌賞を受賞したモウリーン・マクガヴァンの「モーニング・アフター」の歌詞は「夜明けは必ずやって来てくれる。今夜さえ耐え忍べばきっと朝日を浴びる事ができる。光りを探し続けましょう」というものだったが、その歌が象徴するように、この映画が教えてくれるものは、人間の信じる力と勇気です。型破りな牧師、元売春婦と、夫である警官(女房に頭が上がらない)、孫に会いに行くために船旅をしている老夫婦、歌手など、様々な人物のバラバラな考え方が生きるためにひとつになって行く姿が感動的。雑貨屋を演じるレッド・バトンズがいい味を出している(笑)この映画に感動した人は「ポセイドン・アドベンチャー2」は観ない方がいいかも・・・(汗)
ポセイドン・アドベンチャー2 [DVD]
アーウィンアレン監督作品!アーウィンアレンといえば、製作者としては超一流だけど、監督をやらせると、大量にお金をつぎ込んだB級作品ができあがるという監督として有名です。本作も「スウォーム」や「世界崩壊の序曲」とならんで、アレンの本質が見事に(!)現れている一品となってます。ともかく、まず、キャストが凄い!マイケルケイン、テリーサバラス(=刑事コジャック)、サリーフィールド、そしてピーターボイルと、「この人がでたらB級」という俳優が同時に4人も登場しています。また、いきなり冒頭場面でマイケルケインののっている船が、セット撮影まるわかりのB級特撮、また、B級作品(やTVムービーにありがちな)前作のフィルムの使い回し(転覆したポセイドン号のミニチュア場面)も目につきます。
この映画の設定が、それなりにユニークなものであり、作りようによってはかなり面白い作品ができたであろうことを考えれば、こんなB級映画に仕立ててしまったのはとっても残念です。ただ、「午後にテレビ東京でやっている洋画劇場を、内職しながら見る」ような気軽な見方をすれば、それなりに面白く、楽しめます。アレン監督の「タイタニック2」が、見られなくて残念です(いや、残念じゃないか)。
セプテントリオン
懐かしい。これは面白かったなあ。地味なグラフィックながら、ゲーム性がなかなか優れていて、飽きずに最後まで遊べたもん。けっこう難しかったような印象もあるけれど。
たしかマルカツスーパーファミコンで力を入れて取り上げられてなかったっけ。マルカツでこのゲームの記事を読んでた記憶が今でもボンヤリ残っている。
ヒューマンは地味ながらいいゲームを作っていた。なかなかの優良メーカーだったよ。もうなくなっちゃったのが残念だね。