ベスト・ヒッツ&レアリティーズ
Alone Againが大ヒットしていた頃、私まだ物心がついてなかった
もんで、このベスト版がオサリバンの世界に触れる入口になりました。
何度も取り上げられた#1Alone Agein, #5Clair, #6Get Down等、
ベスト版なら外せないものはもちろん、CMやTVドラマのタイアップ曲を、
重点的に選ぶという企画があたっている感じ。
どこかで耳にした曲ばかりで、オサリバン入門編として最適な一枚に
仕上がっていると思います。断片的ではあれ、かならずどこかで耳に
している曲が多いです。結果的に日本人好みの曲が集まったとも言えるかな。
もう一枚のオレンジジャケのベスト版も手元にあるのですが、
こちらが結果的に90年代、もう一方が70年代中心の選曲になっているようで、
あまりダブり感がないことも付け加えます。
あの日の僕をさがして [DVD]
とてもしっかりした内容のドラマだと思います。初恋がテーマですが、若者の夢や、あこがれや、挫折など淡々と描かれていて大好きな作品です。森男と未知が惹かれ合ってゆく描写に引き込まれるし、最後の思わぬ展開に「初恋」の切なさがいつまでも余韻となるところが何とも言えません。テーマソングもとても良いです。アルプス山脈がいつまでも心に残りそうです。織田さん主演のドラマではあまり視聴率が取れなかったようですが、私は1押しです。
kiss~for million lovers~
ご案内させていただきます。自分でもこんなん普段からMDで作って聞いてます。無難でうまい選曲なのではないでしょうか。泣かせるバラードという方向性+感傷的+追憶みたいなねらいが見えます。80年代洋楽リスナーをターゲットにしており、学生時代が80年代のかたに最適。各楽曲に共通しているのは「おおげさなもりあげ」+「感情過多」。涙がつきものの結婚式または送別会などに威力を発揮しそう。そこで注意点をひとつ、男性と女性のすれちがいをテーマにしている(10)スーパーウーマンは結婚式では流さないほうがいいかも。80年代を代表するラブソングの氷山の一角のコンピではあるが、このような現在30代から40代が消費の中心なわけで、このようなお金を持っている層をターゲットにしたアルバムは後をたたないであろう。遠出のドライブの帰り道での渋滞解消装置にはいいだろう。(8点)