日本人の矜持―九人との対話
日本人の情緒とか、もののあわれを説いた国家の品格
国家の品格が面白いと思った人は、為になるし、読みやすいし
日本人としてのもの考え方の一考になる本です。
流行語になった「自分を褒めてあげたい」と言だしたのは誰か〜気持ち悪い!
自分自身の評価は沈黙のうちにするべきです。と
言い切った 曽野綾子先生とのこの言葉は 歯切れが良かった。
こんな うっ! とうなる言葉がありますよ。
GIRLSブラボー first season 2 [VHS]
テレビ放映時では余計な演出の為に非常に見辛くなっていたものがここでは非常に見易くなっています。
今見返してみると却って新鮮なものに思えますね。
新キャラも登場したことだし。
大魔法峠 〈期間限定生産〉 [DVD]
主人公ぷにえちゃんは魔法修行中の魔法の国のプリンセス。
そのどこかで聞いたような設定のイメージを完膚なきまでにたたき壊してくれます。
特に戦闘シーンでは魔法よりも関節技主体で戦うという破天荒ぶり・・・。
既存の設定・お約束を敢えて壊すことで笑いを生むという
そんなパロディ的な面白さを持った作品は多々ありますが
この大魔法峠は頭一つ抜き出ている様に感じます。
作詞水島努、作曲高木隆次のOPは必見です。
男を抱くということ
本書は三人の女性作家による対談本。額面通り話題はセックスであり、その外へ一歩も踏み外さず
それに終始する。注意すべきはタイトルにおいて「男」は目的語となっているが、本書では性の現場
での女たちの主体性の奪還を呼びかけている、というよりもむしろ男に向けて、女性に対して受け身
になって「感じさせられるセックス」のすばらしさを語っているように思える。
三人が対談でも語られる通り、元来「男のセックス」は最終的には「挿入」および「排泄」がなければ
終わらない。それらを欠くセックスはすなわち、文末に句点がない文章と同じ
…つまり、「なんかすっきりしない」のだ。
しかし三人は口々に言う。セックスは挿入や排泄が全てではない。ベットの上で体を密着させてパー
トナーとお互いの感覚を研ぎ澄ませ合いながら、体のあちこちで感じ、楽しむものなのだ。男たちがわ
かっていてもそうできないのは、ペニスが彼らにとってそプライドを誇示するシンボルでありながら同時
に、それがなくてはその「レゾンデートル」すら失いかねない、まさにアイデンティティの「つっかえ棒」の
役割を果たしているからかも知れない。
男たちに「感じさせられるセックス」を推奨する三人、特に南と齋藤は、やたらと「アナル挿入」を推奨し
ている。それはもうガンガンに、推している。ここらへんはしかし、ノーマルな性癖の読者にとっては実
践するには厳しいものがあるやもしれない。特にこの対談を読んでいると、お互いがお互いを触発し合
い、どんどん発言がエスカレートしていっているふしもあるため、話半分とまでは言わないが、話七分
程度に受け取っていた方がいいのかもしれない。
それにしても余談ではあるが、本文中に登場する「ブラックホール男」がスゴイ。いやスゴすぎる。どん
な人物かは見てのお楽しみではあるが、感想を一言。
人間って、そんなに広がるもんなんすね。
大魔法峠 ドラマCDの章
大和田秀樹氏原作でブラックテイスト満載のコミック『大魔法峠』、現在アニメ化されている作品ですが、その原作の中からアニメ化されていない2本をチョイスしてCDドラマ化。
『超・大魔法峠』に収録されている「田中ちゃん、最近どーよ☆シーメとミーノどっちがいい?」と、平成18年9月発売予定の『超・超・大魔法峠』に収録されているであろう「あかるい町をつくるわよ」の2タイトルがCDドラマ化されています。
元々非常に危ないネタが多い作品ですが、今回のCDドラマには更にデンジャラスな時事ネタや業界パロディネタ等が追加されていて、展開そのものはほぼ原作どおりとはいえ、シナリオライターの暴走っぷりが非常に感じ取れる内容になっています。シナリオ面では原作やアニメ版の、あの独特のブラックテイストが気に入っていると言うファンの期待は裏切らない出来と言えますね。
また、浜崎あゆゆと副署長・青木というそれぞれのゲストキャラがとにかくいい味を出しています。ぷにえに巻き込まれた者の不幸が最大限に表現されていますし、どちらも声優さんがピタリとはまっていて楽しめました。その分姉御や国鉄子が完全に脇に追いやられているのが残念ですが、まぁ止むを得ないところでしょうね。
ただし問題はボリューム。どちらも10分少々の長さしかなく、他にアニメ版と同サイズのオープニングとエンディング(同時に流されている出演者のコメントの方がメインとなっていますが)、挿入歌『恋をINPUT♪』のフルサイズヴァージョンが収録されているとはいえ、全収録時間が絶対的に足りないと感じられました。内容そのものは短くとも非常にまとまっていて聴き応えもあるのですが、せめてあと1・2本は欲しかったところですね。
尚『恋をINPUT♪』は原作者大和田秀樹氏自らが作詞をされています。かなり高出力の電波が出ていますので、ソッチ系が好きな方なら結構楽しめると思いますよ。