Javaゲームプログラミング 第2版 アルゴリズムとフレームワーク [NEXT CREATOR]
本書の内容をすべて理解できたら、それなりのゲームを作れるようになりそうです。ゲーム制作の初歩的な考え方を解説し、次にいきなり長いソースコードを掲載しており、自力でコードを理解してください、というスタンスです。ですから、初心者が読み解くのは大変でしょう。はっきり言って、JAVAの経験がそれなりにある人向けです。もう少し詳しく解説して欲しかったです。
ドラマCD アマガミ vol.5 森島はるか編~My Graduation~
このCDは卒業してしまうことに戸惑いを覚え始めた森島先輩が橘さんと一緒にそれを克服し、卒業していく、というおはなしです。森島先輩の感傷的な心理描写に加え、森島はるか編ならではの'なシーンもありますので、アマガミストには絶対おすすめのCDです。
テトリス パーティープレミアム
正直、ハドソンから発売という事で一抹の不安があった本作。
かつて任天堂から『テトリスDS』という傑作が発売されていたが、2009年初頭辺りからライセンス契約終了との理由で店頭から姿を消していただけに、待望の一本とも言える。
実際にプレイした感じでは、定番のテトリス自体は従来作と同じく基本に忠実な国際標準、細かな操作感の違いはあれど、慣れれば問題の無いレベルで安心して楽しめる。
デベロッパーが『テトリスDS』の任天堂からハドソンへ変わった事で、当然マリオファミリーは出てこない、よってステージの華やかさと言う点では、任天堂版『テトリスDS』に一歩譲る感じとなる。
しかし、代わりに(?)アバターとして『高橋名人』が登場する、これはまさにプレミアム(笑)。マリオのネームバリューには遠く及ばないが大層なご愛嬌である。
『いろんなテトリス』モードは、どれも趣向が凝らされていて、ファンでも新鮮な気持ちで楽しめると思う。特に、ブロックを積んでクライマーを頂上へ導く『のぼってブロック』は往年の傑作パズル『レミングス』を髣髴とさせ、かなり斬新な出来、人によっては本編よりもはまってしまう面白さかも知れない。
『えあわせブロック』は背景の形に併せてブロックを積んでゆくというものだが、簡単そうに見えて、これは意外と高難度だった、ブロックが落下する間に、絵と同じ形(例 りんご)に隙間なく積まねばならない為、様々な状況判断が問われる、テトリス上級者にもかなり手応えが有るのでは無いだろうか。
『コースをすすめ』は落下するテトリミノをコースの壁に積まないように目標地点まで落下させるゲーム、レースゲームの様な感覚と、ブロックの右回転・左回転を使いこなして行くゲーム性は中々斬新な感覚、コレも難易度は高く上級者向き。
その他にも初心者が楽しむには丁度良い、デカブロック版『やさしいマラソン』、オールクリアのみをひたすら目指す『オールクリアスプリント』など、モードは多彩。更にWiFi付き。
各モードの記録も詳細に残る為、やり込み要素も高い。
欠点は、データが一人分しか残せない事、アバターの作成なども出来る為、せめて3つは欲しかった、家族でそれぞれが自らのアバターを用いてWiFiでプレイするには人数分のソフトが必要なのは如何な物かと思う。
都度、設定でアバターの変更は出来るが、記録が統一されてしまうのでは意味が無い。
後はメニュー周りの文字の字体が、個人的には余り好きな感じでは無かった、もう少し大き目の見やすいフォントが良かったと思う。文章の内容やチュートリアル等は充実しているので安心できるが・・。
しかし、これらは取るに足らない減点要素、ゲームとしては間違いなく良作。
定番ソフトとして長く楽しめる。
PS
前述の『テトリスDS』同様、以前よりテトリスは版権関係が厳しいようだから、ライセンス期間を過ぎれば再販は無いと思われる、更にハドソンプロモーションなので大量流通も無さそうな観点からファンなら品薄になる前に入手をオススメします。(関係者じゃないですよ(笑)