普段着のニューヨーク
いつか生活の場としたいNYの普通の日常生活を描いた
一冊です。ひょうきんアナウンサーから脱皮し、ジャーナ
リストとして活躍されている著者にはずっと好感を持って
います。
拾い読み程度でしたが、十分に楽しめました。
ニュースの現場から
すっと読めました。堅苦しくなくて、読みやすかったです。
報道番組スクープでの取材を通じて、ジャーナリストとしての経験を積んできた長野さん。その彼女が現場の人間として感じた事を、彼女らしい率直な言葉で語っています。
第一部フロム・パレスチナでは、9.11以降、日本に流れてくる画一的な西側メディアの報道に逆らって、パレスチナ、イスラエルなどへ自ら出向いて何人もの人間にインタビュー、報復の歴史を肌で感じ取っています。
アメリカでのテロはなぜ起きたのか。
そもそもテロが起きる理由とは?
ひとりひとりの人間に焦点を当てて探っています。
第二部では、報道に足を踏み入れて感じた事や疑問などを、臆することなく書いています。わたしは読んでいて、そこに新鮮な視点を感じました。アカウンタビリティという言葉が印象的でした。
アカウンタビリティとは「結果責任」と「説明責任」です。報道におけるアカウンタビリティとは、記事に対する責任を持つ事です。報道内容に責任を持つからこそ、誤っていれば謝罪し、誤りに至るまでの経過説明をする。アメリカではそこから報道への信頼が生まれてくる事など。
それらが、わかりやすく書かれています。肩がこらずに読めちゃう。
麻薬の運び屋にされて
「メルボルン事件」無実の日本人が服役?一体どうしてそんなことが起こったのか?
通訳のミスによってそれが起こったというのが定説になっていたが、この事件がそんなに単純なものではないという事がわかった。
まず、主人公の壮絶な生い立ち、旅行に行ったメンバーのプロフィールを読んだ。暴力団と関係があった人間がその中に含まれていたという事実を全く知らなかった。
通訳のミスの問題だけでこんなことが起こりうるかという疑問が長年あったが、この本に書かれていた様々な要因(となりうるもの)ー人種差別、豪司法当局の汚職、不正問題。日本の警察からの連絡、豪警察と密売人との司法取引、ー
それらは推測の域を出ないが、いまだに闇に包まれたこの不可解な事件の謎をとく鍵になりうるものであろう。
この事件をきっかけに法廷通訳の整備や教育質の向上など日本でも様々なとりくみがされている。そして、旅行者に対してもこのような事件に巻き込まれる可能性があるという警鐘を鳴らした。
しかし、バックの大きさだけで(これも推測だが)一方は日本に強制送還、他方は10年も異国の刑務所暮らしとは、人生はどこでどうなるかわからない。
忘れかけている事件ではあるが、服役した彼らの時間はもどらない
絶対風化させてはいけない事件だと思う。
「演技者。」Vol.7(初回限定盤) [DVD]
V6のトニセン3人が一つになったDVDボックスで、今までで、最高のボックスだと思います。
3人の演技力も素晴らしいし、3人の役者の魅力が詰まった作品ばかりですね。
それに、大好きなG2さん演出の作品もあるし。
最高のDVDボックスです。