海底2万マイル [DVD]
ジュール・ヴェルヌ原作の『海底2万マイル』をディズニーが映画化した作品。ヴェルヌの描く緻密かつ繊細な海底の世界を、ディズニーの持つイマジネーションと多彩な撮影方法を駆使して素晴しいものにしています!!原作を読んだ事のある人も、そうでない人も、老若男女を問わず夢中になること間違いなし☆☆ディズニーシーのアトラクションとはまったく違う美しくも恐ろしい海底の世界をお楽しみ下さい(^^)
海底2万マイル [DVD]
ジュール・ベルヌのSFを映画化した1954年のディズニー作品。言わずと知れたネモ艦長の潜水艦「ノーチラス号」が舞台である。潜水艦の動力源は油ではない。ベルヌは未知のエネルギー(原子力)を予見していたのかもしれない。CGの無い時代ゆえ、特撮は実写である。海の中が奇麗に撮れている。米国の原子力潜水艦「ノーチラス」は、ベルヌのこの潜水艦にちなんだ名称である。カーク・ダグラス(「氷の微笑」の男優マイケル・ダグラスの父)演じる思慮の足りない鯨取りの銛うちを、あたかも英雄のように描いているのは米国映画の限界だろう。しかし、ベルヌの主張はネモ艦長の振る舞いに込められている。
海底二万里 (創元SF文庫)
誰でも一度が読んだことがある名作です。
ジュールヴェルヌの作品は、どういう訳か、子供向けと思われていて完訳が少ないの
ですが、この本は帯に書かれている様に完訳版です。ちゃんと子供にも読める様に
振り仮名も振ってあり字も大きいです。(そのために上、中、下、3巻になっています。)
イラストも当時のものが使われていて雰囲気たっぷりです。
内容については良く知られていますのであまり詳しく述べません。
この物語が成立するかどうかは、ノーチラス号にリアリティを持たせられるか?
にかかっていますが、それは成功していると思います。いかに成功したかは、同様の
構造を持った作品が多数生み出されたことからも明らかです。正に原点。
もう一つの魅力はネモ船長。この複雑なキャラクターも多くの追従者を生みました。
殆どの登場人物が男性であるというストイックさが当時をしのばせます。
下巻に詳しい解説が付いていて、この本の出版に当たっての興味深いエピソードが
述べられています。結局ネモ船長が何者かは語られません。
ネモ船長について謎解きがしたい人は「神秘の島」を読んでください。
ということなのなもしれませんが、実は人物を特定させたく無かった出版時の理由が
説明されています。しかし、かえってそれがこの作品を深いものにしたのだと思います。
ふしぎの海のナディア Blu-ray BOX【完全生産限定版】
今回のBlu-ray版は従来のDVD版に使用されたマスターからの焼き直しではなく、当時の35mmネガフィルムからBlu-ray用に新たにHDテレシネ化を行ったものです。
残念ながらオリジナルフィルムの残っていない部分もあり、そのパートはSDマスターからのアップコンバートで対応のことです。
いずれにせよハイビジョンテレビで未だない最高画質のナディアが観られるでしょう。
音声はリニアPC2chですが、変に5.1chなどにするよりも良いと思います。
ディスク7枚、両面50GBをめいっぱい使用しており、特典映像もBlu-ray盤に収められています。
豪華BOX仕様、貞本氏の書き下ろしによるオリジナルBOXアートと製作者の愛を感じる商品。
何度となく買い直してきた作品ですが、何回観ても楽しめます!(特にグラタン2号が…)
価格は高めに感じますが、完全生産限定版なのでファンは買いでしょう!