Adventures of Ghosthorse & Stillborn
Sarah BrightmanをHIP HOP調にし、民族音楽を混ぜ合わせたような音楽。新しい世界感があります。bjorkっぽさもありますね。Rainbowarriorsを聞いた時は久々にビビッと来ました。
La Maison De Mon Reve
ホームレコーディングでできることの楽しさが一杯つまったアルバムです。あなたにもできます。誰かのようになろうとしなければ。それはココロジーのようにはなりませんが、あなたにしかできないものになります。そして、それはこのアルバムと同じくらいに価値あるものになります。売れるとか売れないとか、どうでもいいじゃないですか。音楽教育者は聴くべし。あなたの生徒にこんなふうに遊ばせることができれば、それはこのアルバムよりもっとすごいものになりますよ。そう言ったとしても、決してこのアルバムの価値を貶めることにはならないと思います。
スワンライツ [日本盤にのみ 解説/歌詞・対訳付き]
4枚目のアルバム。2枚目の独唱的な構成から、バンド、オーケストラ、ビヨークとのコラボが見られるようになって、各曲の意匠が多様になりました。しかし、気がつくと、自分がアントニーの荘厳な歌声に引き込まれています。要するに、今まではアントニーのことを気持ちの悪いゲイぐらいにしか思っていなかった世間がアントニーのことを認め出したことの表われなのでしょう。
ただし、ほかのレヴュワーさんもご指摘のように、同じような曲をいくつも作ってきたので、マンネリ、消耗に陥っているきらいもあります。
おそらく日本盤のみに歌詞がついています。説明しづらいのですが、折り込んで封をする紙に、歌詞が印刷された紙と、日本語対訳が印刷された紙とが入っています。ブックレット挿入部が厚いため、ふつうのジュエル・ケースよりも少し分厚くなっています。潔いことに日本盤解説はついていません。
無理やりまとめると、歌詞の内容は、スピリチュアルでグノーシス的です。つまり、悩み多き自己は、汚れたこの世界、この肉体(、この音楽業界?異性愛中心の世界?)を離脱し、精神を純化し、悟りを開いて、神と融合し、汚れも苦しみもない世界に到達していく、みたいな世界観を前提にしていると思います。ですから、恋愛がテーマでもないし、現代社会や歴史がテーマでもありません。
Noah's Ark
よーく見るほどにジャケが笑えるんですけども、天才的ギャグ感覚ですよ なんじゃこりゃ
んで、内容は、っていうと、サイケデリックさに、アントニー&ジョンソンズのアントニーの歌声を彷彿とさせる声や、美しーい歌声に、4曲目の猫を中心とした獣の鳴き声のサンプリング音声もまた噴飯ものなんですけども、もーよくわからんよ ギャグなんかなー
普通に聴いてたら素晴らしいんだけれども、そこかしこに冷静な目を向けると、爆笑の音がちりばめられていて、それはそれで凄い!