聖少女領域 (TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」オープニング主題歌)
本当にローゼンメイデンの楽曲はALI PROJECT以外に考えられないと思います。
メロディーラインの変化がとても美しくお気に入りの1曲です。
アニメの曲、というだけで偏見を受けるのは…
最近はJ−POPの曲こそが向上心が無い、と批判されても良いと思います。
聖なるかな・外伝 精霊天翔 ~壊れゆく世界の少女たち~
アイデアは悪くないしキャラクターもなかなか魅力的で良い、シナリオも永遠神剣シリーズの一端として面白いと思うのだけど…
肝心のシューティングパートの作り込みが甘いと思う。
キャラクターのグラフィックとかは良いのだが当り判定がやたら大きい感じだしメインショットのパワーアップが敵の連続撃破によるコンボ式なのでなかなかパワーアップ出来ない。
アイテムは全て消費系なので希少アイテムは迂闊に使えない。
ステージが短い上にボスの攻撃パターンが似たり寄ったり。
等々、細かい部分はまだいくつかありますが目につくのはこの辺りかと思います。
個人的にはかなり好きなシリーズなので少し甘い評価になってるかもしれません。
本気でシューティングゲームとして楽しみたいと言う方にはあまりおすすめ出来ません。
あくまでもシリーズのファンアイテムと割りきった方がいいでしょう。
聖鐘の乙女 黄昏色のリボンと白鳥の唄 (一迅社文庫アイリス)
サリアン様はアティーシャに告白?プロポーズ?して以来、大胆に本気モードが加速。サリアン様ファンの自分には美味しいですが、アティの困惑は増すばかり。
彼女はこうなって初めて、サリアンを「同じように熱を持った人間だった」と認識しています。彼のアプローチにドキドキしても、それは色気に耐性がないからで、好きになった相手だからではない。だからどんなに迫って来てもジェッツ先輩は(ムダに)色気魔神。
アティの庶民的自分の感覚はしっかり芯が通ってます。初恋のネイト一筋です。
サリアンの表明により、アティを「主の想い人」として扱うネイト。彼との間がどんどん薄寒くなっていく事に焦ったアティはついにその気持ちを・・・!。
とにかくネイトさんたら、いらんところで器用(暴言エスカレート)、なのに肝心なところは超不器用(離れるための手段がその暴言って)。この巻はもう、これに尽きます。ネイトの、もうアップアップな内面が今回のキモです。
王子の周辺がキナ臭さを増し、アティは学院を去る準備を進めるけれど、この引きは・・・・・・!。これって、まさか隻○になっちゃうの!?。
これがにっちもさっちも行かなくなった彼らの関係を変える転機になるんだろう、と思いつつも、いきなり苛酷な展開です。
アルバレアの乙女 麗しの聖騎士たち 恋愛ガイドブック (プレイステーション完璧攻略シリーズ)
各種データがくわしく載っており、いろいろなイベントの概略を書いてあるところは評価できる。
しかし何処に何が書いてあるかわかりにくく、書いている内容が重複している箇所すらある。
また、恋愛エンディングで聖騎士の告白を断れるとか、各キャラとのデート中に発生するミニイベントについては全く載っていない。
(エンディングの発生条件も一部間違っている)
とはいえ、ゲーム中で見られる奇麗なイラストが高解像度で見れたり、設定資料が載っている所が良い。
聖骸メロフォビア
『残響レギオン』から数ヶ月ぶりの少女病の新作。
間に『Metaphor』を挟んで入るものの、クェイサーのタイアップ的要素が強かったので、
少女病のいつもの作風を堪能したかった身としては、この新作は非常に待ち遠しかった。
緩と急のバランスが絶妙な曲調、安定のシンフォニックロック。
破滅的な展開とそこに見え隠れする希望の光、やはり少女病の奏でる「物語」は絶品である。
それにしても、トラック6の曲の長さとオチには戦慄するしかない。
また、続編への伏線の張り方も巧妙なのもの。
ネット各所でも噂されてるけれども、たぶん聖女は「彼女」なんだろう。
『もう「彼女」には誰もいなかった』――あまりの変貌と決意の悲壮さに泣きたくなってしまった。