プラトニック・アニマル―SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫)
SEXの本というより、SEXを通じて「人間そのもの」について書いた本だと思います。
以前付き合っていた彼女について、「それなりに俺に甘えてくれているんだけど、イマイチ甘え切ってくれてないな~」とか、「昼間のしっかり者の人格以外にも、もっと総ての側面を見せてほしいのに…」と思っていたのですが、この本を読んで気がつきました。私自信が、プライドや不安などから、すべてを見せてあげていなかった!彼女もきっと、心のブレーキを完全に外して欲しいと願っていたのに。
二〇代の最後にこの本に出逢えて本当に良かったです。
総ての側面を出し合ってなお互いに相手を全肯定しあえる関係って本当に素晴らしいですよね。この本に比べると、ほかのSEXのハウツー本の内容の薄っぺらいこと。今年出逢った中で、最も勉強させて頂いた本です。感謝。
プラトニック・セックス
暴露本、懺悔本等と巷では言われていたので、興味本位で読んでみました。飯島愛については、AVの時代から知っているので、芸能界に入るまでのいきさつなんかが書かれているんだろうと思っていましたが、そんな薄い内容ではなく、今の彼女が何故あるのかといった内容にまで掘り下げられていて、一気に読んでしまう内容でした。
私が最も印象的だったのが、彼女の小学校から高校までの間の話で、子を持つ親として考えさせられました。 今までは、「AVをきっかけに芸能界に入ったくせに、過去のAV出演には触れないなんてずるいよな」なんて思っていましたが、その考えを改めさせられました。
ワイドショーなんかでは、この本を書いたことにより仕事が減るのではないかといった心配をされていた方もいましたが、私はそんなことはないと思います。逆に増えるのではないかとまで思います。 女性だけではなく、男性も読むべき本だと思います。
飯島愛 孤独死の真相―プラトニック・セックスの果て
「大好きっ」ってわけじゃないけれど、好感は抱いてた芸能人。それが飯島愛だった。コメントは大胆だし、かつ的を得ていてね。ちゃんと場の雰囲気も読めるし、
賢い女性だなあって。芸能界でも多くのヒトに慕われている印象があった。
本書は、タイトルからいって興味をそそられたもの。
読んでみての感想は著者は決して、ゴシップ的な意図で書いたわけではない、ということ。むしろ、彼女への哀悼と敬意が随所に現れています。
自叙伝、「プラトニック・セックス」ではオブラートに包まれていた部分も
本書では明らかにされており、さるきちにとっては彼女への好意が増す一冊でした。
だからこそ、当の本人がもうこの世にいないコトが、すごく残念でもどかしくもあるのですが。
10代にして家出、AVへの出演など一般的にはそうはいえないのかもしれないけれど、
でも、彼女は純粋でした。生涯で、たった一人の男性をココロから愛し、
彼のためだったら、オヤジと寝たって、仕事漬けになったって、裸をさらされたって、貫きたいほど、強い愛だったのです。
自分の感情に素直で、相手には真正面から向き合って、決して弱音を吐かず、周りへの感謝も忘れない。ヒトとして、素敵な女性だったと思う。
芸能界を引退後もエイズ予防の啓蒙活動に勤しんだり、医療ビジネスに力を入れたり、女性のためのコンドームを作ったり、とほんとに、我が身を削って頑張っていたんだな、と改めて敬意を抱きました。
そして、ココロの奥底にこっそり隠していた彼女の「孤独」を思うと、胸が痛くなるのでした。
ヒトはやはり、愛するヒトがいないと、生きていけない生きモノなのかもしれない。
愛するヒトが健在する奇跡を、改めて有難く思うのでした。
プラトニック・セックス
「From Sirence」こんなにも、切なく美しい曲には、中々巡り逢え無いだろう。
映画を観ていない人でも、この曲には何かしら感銘を受けると思う。
NOT AT ALL と言うミュージシャンが、日本の某有名デュオ(C&A)で敢えて名前を出して無い事が、ささやかな気遣いがあって、(映画のストーリーに影響しない様にか?)また、素晴らしい。
From Silence
とにかくメロディがきれいでせつなさを増幅させます。
こんなに良い音楽があるなんて。。。
聴かないなんて損してると思います。
優しくて寂しさを含んだこのメロディ。
聴いてみることをオススメします♪