シックス・センス 逃亡者 (竹書房文庫)
前巻の「生存者」で事件は終わったかと思っていたが、じつは事件は続いていた、今回はひ弱だったコール少年が大活躍する、マルコムのこともあまり思い出さなくなることで少年の成長がえががれている。 一気に読める作品だ。
シックス・センス [DVD]
この映画の評価では、たいていの人がハーレイ君、そしてブルース・ウィルスについてしか触れていません。確かにハーレイ君は天才子役としての名をとどろかせたし、ブルースはアクション無しでも通用することを見せ付ける演技をしたと思います。
けれど私の心に一番焼きついたのは、コールの母親を演じたトニー・コレットの姿でした!!
息子の周りで起きる数々の奇妙な出来事。どうやって愛するコールを助けたらいいのかわからない。シングルマザーとしての苛立ちと不安も募る一方。挙句の果てにコールに対する児童虐待の疑いまでかけられてしまう。
それでも必死に息子を守ろうとする「母」を演じたトニー・コレットの演技は本当に真に迫るものがあった!「ああ、神様…、一体どうすればいいの…」そう言って泣きながらコールを抱きしめたトニーの姿に、私は本当の“愛”を感じました。
この映画には“愛”が溢れています。ホラーが苦手な人にでもこの映画が受け入れられたのも、この“愛”が強く映画ににじみ出ていたからだと思います。
そういう意味で、この“愛”を見事に演じきったトニー、そしてその“愛”を演出した監督シャマランに改めて拍手を送りたい!
シックス・センス【字幕ワイド版】 [VHS]
小児精神科医マルコムは、長年子供達の心の病の治療に取り組んできた。妻のアンナとマルコムの表彰に祝杯をあげていた夜、家に10年前に担当したビンセントという青年が侵入する。マルコムの治療について「ちっとも治っていない」となじったビンセントは、マルコムを撃ち、自分もその場で自殺してしまう。半年後、マルコムは患者を救えなかったことで負い目を感じ、妻アンナとの間には深い溝が出来ていた。マルコムは新しい患者、8才の少年コールを担当することになった。コールは、自殺したビンセントの症状に酷似していた。コールは母親にさえ話せずに1人で苦しんでいる様子だが、コールは何に脅えているのかマルコムにも話そうとしない。かたくなに心を閉ざすコールを説得したマルコムに、コールは驚き秘密を打ち明ける。「僕には死んだ人が見えるんだ」・・・
最初はどれだけ怖い映像が出てくるのか身構えてしまったのですが、それよりもコールの持つ特別な感覚、『死んだ人が見える』ということがどんな風なのかをじわじわと観客に浸透させていく、そのプロセスが緊張感に拍車をかけました。「次に何が出てくるんだろう」と想像しただけでドキドキして、一瞬たりとも気の抜けないほどの緊張感の連続でした。
現世と来世に引き裂かれ、もう二度と会えなくなった人たち。けれど彼らはどこからか私たちを見つめている。私たちが彼らを思い出す時、懐かしむ時、彼らはそこにいるのかもしれません。ミステリー要素も強くて、なお去ってしまった人たちとの確かな絆を感じさせてくれるこの映画、本当に観て良かったと心から思います。
シックス・センス (竹書房文庫)
映画を先に観たせいか、あの感動がいまいち伝わってきませんでした。でも、先にこの本を読んでもラストの感動は無かったような気がします。訳しているせいか、なんとなく分かりにくかったこともあるのでしょう。まあ、それはほとんどの訳した小説にも言えるのですけど。
【映画パンフ】シックス・センス M・ナイト・シャマラン ブルース・ウィリス
映画も見てDVDも持ってるのにパンフレットだけ持っていなかったので今回買いました!
パンフレットを見てまたDVDを見て、、、何回見てもいい映画だと思います!