列車ダイヤのひみつ―定時運行のしくみ
かなり詳しい情報を説明しようとしているので、スケジューリング
技術を調べたいという私の目的からは、まだ詳細さが足りない位です。
でも、充分に面白いですね。もっと図による説明や具体的な方法論が
欲しいです。
⇒この目的には「鉄道のスケジューリングアルゴリズム―コンピュータで運行計画をつくる」が最近出ました。
いわゆる鉄道好きの人には、申し分ないレベルでしょう。
ただ興味本位の方々には、確かに難しいかもしれません...
ただ、この本を読んだ後では、「なぜ乗っている列車があと1分も
ホームに停まり続けるのか?」
「なぜ遠くに見えているほどなのに、あの列車はこっちに動こうとしないのか?」
といった素朴な疑問が解けていき面白く通勤できます。
キャットアイ(CAT EYE) LEDライト HL-EL520
充電式のと比べたら勝負になりませんが、乾電池、しかも単3としては同一メーカー、他メーカー共に比較してかなり明るいです。前から見るとまぶしくて文句を言いたくなるぐらい。しかしながら、使用している本人から見ると、街灯が無い場所ではぎりぎり何とか走れる、というレベルです。配光パターンは真ん中がスポット的に明るくて、周辺がぼんやり明るいかんじ。真ん中の明るい部分が狭すぎて路面の把握はこんなんです。LEDライト全般に言えますがまぶしい割に路面状況の把握ができません。あと、横に細いスリットが開いていますが、ほとんど光がもれないので、横方向からの視認性はほとんどありません。別の対策がひつようです。単3乾電池4本使う割にはコンパクトで質感も悪くないと思いますし、ブラケットも振動でずれたりしないのはいいです。総じて、街乗りに使用するには、歩行者にも車にもアピールできていいでしょう。
EDASH 01 NISSAN LEAF
障害物のあまりない四畳半くらいの広さがあれば、そこそこ遊べると思います。六畳間ならさらに。
もう一回り二回りくらい小さいサイズでも良い気もしますが。
ですが、このRCカーの素晴らしさは、電池要らずなとこ。電池要らず!なんか凄いです。
ただ、フル充電でも90秒しか走りません。部屋が狭いと休み休みの走行になるので、90秒以上走りますが。
充電するのに、コントローラーの背面部をパカッと開けて、やたらと短いコードの充電ソケット?を取り出し、車のマフラーあたりにソケットを差し込んで、60秒間コントローラー横のハンドルをグルグル回す、っていうのが少し面倒くさいです。
直進、後進もこのハンドルを上か下にグルグル回すってのが面倒くさいです。でも電池要らず。
赤外線の信号?がAバンドとBバンドの2種類しかないから、2台でしかレースは出来ないみたいです。確かQ-STEERでも4種類くらいあったのに。ちょっと残念。
動かすのにも充電するのにも、兎に角コントローラーのハンドルをグルグル回します。それが面倒くさくない人ならば星5か。
I-O DATA 地デジ・ワンセグ対応 トランスコード搭載TVキャプチャー USBモデル「テレキング」 GV-MVP/FZ
こんな小さなもので・・と思いましたが、今まで使用していた物よりはるかに綺麗です。
ただ、録画予約のソフトが使いにくいのと、データー放送対応でないのが少々残念です。
福知山線5418M 一両目の真実
例の福知山線事故の際、ペチャンコになった一両目に乗っていたにも関らず奇跡の生還を遂げた著者が、事故の様子、救援活動、JR西日本の対応、事故の分析等を纏めたもの。驚くべき偶然で著者が"鉄道マニア"だったため、マニアならではの分析も随所に見られる。
事故の直前、著書は異変を感じていたそうである。「このスピードではあのカーブを曲がり切れない」と。この直接的原因は、直前の駅でオーバーランを起こした運転手の心理的重圧だが、著者にも気付いたオーバースピードに対して注意を与えなかった車掌にも責任があると指摘する。この車掌をケガが酷い(真実の可能性もあるが)と言って病院に匿うJR西日本に対して不信感を覚えると言う。また、著者が実際に治療を受けたのは滋賀の医者(事故を聞いて掛け付けた)だが、こうした体制が出来たのも、阪神淡路大震災の教訓が生きていると言う。
そして事故の分析だが、ここで著者はマニアならではの卓見を披露する。福知山線は狭軌なのだ。狭軌とは文字通り、標準よりレール間の幅が狭い事である。東北新幹線で山形・秋田新幹線の部分だけ、レール間の幅が狭い事を思い浮かべて頂けると分かりやすいと思う。著者は、福知山線がもし標準軌だったなら(安定性が増すので)、同じスピードでも事故は起こらなかったか、起こっても小規模で済んだと推定する。更に、旧国鉄が狭軌から標準軌への改造を後回しにしたのは、その当時の政治家が路線を国中に巡らせる事を優先させたからだと糾弾する。国家100年の大計を誤った訳だ。
衝撃的事故から奇跡的に生還した著者が、過去の事故の教訓を生かす大切さを述べると共に、事故の実態と原因について、個人、企業、そして政治家まで鋭く分析した迫真の書。