人生、お楽しみはこれからだ (ベスト新書)
確かに西木先生の言うとおり、今までは家族のため、会社のために働いてきましたが、この本を読んで50歳を過ぎたのでこれからは自分のために時間を使って生きていこうと思いました。特に経理マンからトラックの運転手になった人の話、テレビのディレクターから漁師になった話は本当に私に勇気を与えてくれました。50歳を過ぎたらお金よりやりがいが大切だということがよくわかりました。
極楽谷に死す (講談社文庫)
安保闘争やベトナム反戦で騒然としていた1960年代から70年代にかけて青春を過ごした者のひとりとして、いろいろなことを懐かしく思い出しながら読みました。あの時代、反権力を旗印に戦った者たちの中には、その後人生の勝者となり、政治家や大企業の経営者になっている人もいると聞きます。だげど、ここに描かれているのは、なまじ真摯に生きたが故に人を傷つけ、あるいは謀略に加担して友を裏切って、日本にいられなくなった者たちの虚しい思いです。自分の人生に重ねてしまい、思わずほろりとなりました。
ウェルカム トゥ パールハーバー(上) (角川文庫)
今まで知っていた歴史に、こんな隠された事実があったとは…
日本人として、胸のつかえが取れた感のある作品でした。
かなりの長編ですが、作者の世界にどんどん引き込まれ
一気に読んでしまいました。
とても興味深い、とても面白い作品です。