アルティメイト・ベスト・オブ・ビー・ジーズ-デラックス・エディション
ビージーズの結成50周年記念の2枚組みですが、初回盤についてくるDVDは当時のPV映像が65分もついている。当時を知っているものとしては、大変懐かしくて涙ものです!ただ、ビージーズのCDを初めて買う人で、いけいけディスコ大好きビージーズが聴きたい人は、この2枚組よりも2007年に出した2枚組「グレイテスト・ヒッツ」をお勧めします。と言うのは、こっちは12インチリミックス・ヴァージョン等をはじめ2枚目の後半はすべてリミックス曲が収められているので、ディスコ好きにはこちらがお勧めです!
One Night Only: Anniversary Edition [DVD] [Import]
サタデーナイトフィーバーが流行った頃は中学生で、友人の持っていたサントラテープを借りて聴いていたころを思い出します。
当時はアバと並んで、ラジオで良く流れていて聞いていたことを思い出します。
私はトラジディが大好きでチャプターリピートして何回も聞いています。
40代以上の方には堪らないラインナップでしょう。
若い方もセリーヌ・ディオンがゲストで登場ということで、楽しめると思います。
キーボードを弾いているモーリス・ギブが亡くなって6年ですか。
昔を思い出しながら、彼を偲んで聞いています。
グレイテスト・ヒッツ
60年代後半~80年代前半にかけ、浮き沈みはありながらも数多くのヒットを放ったビージーズのオール・タイム・ベスト。重要なヒット曲はほぼ全て網羅されており、ビージーズの歴史を俯瞰するには最適のベスト。また、他のアーティストに作品提供した「エモーション」「ハートブレイカー」等のセルフ・カバーも入っておりお得な一枚です。
この作品を聴くと、今さらながら、ビージーズのメロディ・メイカーぶりには脱帽。一世を風靡した「サタデー・ナイト・フィーヴァー」も、やはり、キャッチーなメロディーがあってこそであったと思います。初期のをはじめとする甘美な作品群、ディスコ調をまといながらもひたすらポップな作品群、そして後期の大人のポップ、いずれの時代も素晴らしいメロディ・コーラスが今でも輝いています。唯一、日本盤に入っている「メロディ・フェア」が収録漏れなのが残念です。
歴史に残る名曲が多い彼らですが、私個人の好みとしては、「ナイト・オン・ブロードウェイ」「ファニー」「トラジティ」がベスト3です。いずれにせよ、是非一聴を。
【日本語字幕付・日本版】イン・アワ・オウン・タイム~ビージーズ・ストーリー [DVD]
最初に買ったレコードが「マサチューセッツ」でした。
しかし、ディスコ・サウンドになってからのビージーズは、あまり好きではありませんでした。
そのため、サタデー・ナイト・フィーバー以後は、あまり聞いていません。(なぜか、「ONE NIGHT ONLY」というDVDだけは、持っています。)
このDVDを見つけて、買うかどうか迷ったのですが、買ってよかったと思います。
時代の変化に合わせて(先取りして?)、ビージーズのサウンドが変化して行くのがよくわかりました。
そして、また、昔のサウンドに戻った感じがします。
モーリスが元気に自分たちのことを語っているので、最後の方まで「モーリスって死んだはずじゃなかったのかな?」あのニュースは聞き間違いだったのかなと思ってしまいました。
2人の影で目立たないけど、モーリスの役割って大きかったのですね。本当に残念です。
2人になっても、また、ビージーズは、すばらしい新曲を聞かせてくれるだろうと期待しています。
ビー・ジーズ ベスト・ヒッツ・ライヴ [DVD]
Royal Albert Hall はBBCプロムスなどクラシックコンサートで有名な格調高いホール。そこでRodは59歳とは思えないかっこいいパフォーマンスを見せてくれている。彼のバンドのSaxとヴァイオリン奏者、デュエットに出てきたゲスト2名、バグパイプを持って登場した長身の女性など、美女に囲まれRodの魅力がいっそう輝いて見える。
構成は3部で、1,3部が彼の往年のヒット曲(場所柄を考えたのか、過激な歌詞のDo Ya Think I,m Sexy は演奏していない)、中間が最近のシリーズであるGreat American Song Book からのスタンダードナンバー。
彼のヒット曲では、イントロが始まると観衆も一緒に歌い始めるので、曲によってはニヤニヤしながら「おいおい、俺抜きで始めちゃダメだぜ」みたいなことを言っている。一緒に歌っている中にはイヴニングドレス姿で片手にワイングラスを持った美女もいるのがこのライヴの特徴かもしれない。Rod主催でちょっと洒落た大規模なホームパーティーといった感じもする。そこに旧友のRon Wood が遊びにきてギタープレーも披露している。
実は私Rodの熱心なファンではなく、Jeff Beckグループの頃に少し聴いただけで、その後はヒット曲を耳にした程度でCDは1枚も買ったことのないクラシックファンだ(CD約2000枚所有)。なので、一緒に歌える曲はないのだが、彼の歌には惚れ惚れしながら聴き入ってしまう。Wonderful Worldなどのバラードでは心を鷲掴みにされ、Hot Legなどのシャウトでは血がたぎる。そして、静かなソロで始まり観衆との合唱となるSailingでは涙が出そうになるくらい、心が温まる。