しあわせの一番星 [DVD]
浅田美代子は、中学出たばっかの15歳で、
山梨から、鎌倉に出てきて、住み込みで女中をしてるんだけど、
いまの、おばちゃんになってしまった浅田美代子より、すこし かしこそう(・ω・;)(;・ω・)
笑いどころもケッコウあるし、当時のアイドル映画は、こんなんだったんだなぁ(・ω・;)(;・ω・)
西条秀樹も、クリーニング屋として、登場。。。今でもちらほら見る芸能人もいっぱい出てくる。
ばかもの [DVD]
正直あまり期待していなかったので、
不覚にもラストシーンで涙ぐんでしまった。
いまどき、何の不自由もない生活をしていながら
ちょっとフラれたくらいでアルコール依存症になるとは
精神がたるんどる、と言われそうなあらすじ。
主人公二人以外は、迷惑を掛けられても掛けられても
繰り返し彼らを無条件に受容し続ける、書き割りのような存在。
それでも、ささやかな未来とぬくもりにしがみつき
明日に賭けていく二人の姿は、とても美しい。
社会常識に沿ってはいても、私たちは皆、
自分の心に正直な部分は「ばかもの」なのではないかと
温かく信じられる気持ちになれる一作。
101回目のプロポーズ [DVD]
初めてこのドラマを見たときは中学生でした。今自分は三十路。ドラマの中の矢吹薫(浅野温子)と同じ歳になってまた見たくなりアマゾンで購入。2晩に分けて見ましたが、一瞬で初めて見たときのあの感動がよみがえりました。
今回DVDを見て気づいたことがあります。それは浅野温子と武田鉄矢の純粋な恋愛ドラマ以外のストーリーです。例えば江口洋介は武田鉄矢の弟役としていつも兄を心配する優しさを見せてくれます。何度も兄の武田鉄矢をかばうシーンがありますがとても感動します。
最初は浅野温子に求婚をしていた竹内力は途中まで嫌な役ですが途中から潔く身を引き、浅野温子のよき理解者、そして武田鉄矢にエールを送る好青年です。
私が一番気に入ったのは江口洋介と田中律子の仲です。気づかぬ内にお互いに惹かれ会っている二人。とても甘酸っぱい気持ちに成りました。
そして武田鉄矢の、なにがあってもどんな時でも浅野温子を思い続ける誠実さには脱帽です。かっこいいセリフだけではない。みんなの体当たりの演技がとてもいい!
浅野温子のあの涙は本当に流れているんだろうなと思わせてくれます。大好きな恋人を結婚式当日に失う辛さ。やっと誰かに恋できるようになった直後に、昔逝ってしまった恋人と瓜二つの人と出会う。まさに「息が止まる」思いでしょう。
最近のドラマではここまで色々な役に個性を持たせていないような気がします。そしてこの101回目のプロポーズはいつまでも色あせない名作です。このドラマで使われていた SAY YES は結婚式で使わせてもらいました。このドラマを見たときからいつか結婚したらこの歌を流したいと決めていたので。絶対に損はないです。見てみてください。
TBS 水曜劇場の時間ですよ
70年放送の『時間ですよ』から81年の『茜さんのお弁当』まで、
TBSテレビ・水曜劇場の主題歌&挿入歌を時系列的に網羅した
コンピレーション・アルバム。
天地真理、浅田美代子、堺正章、郷ひろみ、さだまさしらの往年の
ヒット曲もずらりと並んでいるので、昭和歌謡史のベスト盤という赴きもある。
この水曜劇場のシリーズは、出演者自らが劇中で披露する歌が、
レコード発売されてヒットするというタイアップのはしりとも言え、
こうして集められた歌の数々を見ると、いかにテレビドラマから多くの
ヒット曲が生まれたかを思い知らされる。
『ムー一族』でのレギュラーだった司美穂が歌った「しのび逢いのテーマ」
だけがオミットされたのが残念だが(当時発売されたシングル盤では
こちらがA面扱いだったが劇中ではボーカル版が未使用だったため
実際に使われたインスト版のみを優先したのだろう)、それでも充分に
70年代へのタイムスリップが楽しめる、好企画のアルバムだ。
愛の流刑地 [DVD]
セックスに溺れていく堕落的な話として捉えられているレビューをみて
「あなたは人を愛したことがありますか」
と、トヨエツばりに叫びたくなって書いてます。
自分を激しく求め必要とされている実感を得る手段がセックスだっただけで
動物がするそれとは意味が違うと思います。
家庭にも戻れず、恋にも走りきれず死を選ぶ冬香の気持ちよく解ります。
恋が現実になってしまえば、捨ててしまった家族を苦しく思うし
恋を捨て家庭に戻れば、自分を激しく女として必要としてくれる人の存在を失ってしまい
生きる意味が薄れてしまう。
こんな女いない、と書いてる人も多く見られましたが
私はむしろ多くの女の中には冬香が眠っていると思います。
女をそうさせる男が少ないだけではないでしょうか?
母親が最後被告人側の証言台にたったのも
娘の冬香が選ばざるを得なかった顛末を同じ女として共感し
犯人を憎みながらも、そこへ向かわせた夫にも怒りを覚えたからでしょう。
多くの女性はきっと最後はこの母の気持ちになって
冬香を愛してしまうのではないでしょうか。