吉川友 写真集 『 YOU 』
モー娘。の8期オーディションで最終選考まで残りながら、惜しくも落選。その後ハロプロエッグ要員として実績を重ね、「きらレボ」の声優や「MilkyWay」で久住小春とユニットを組んでメジャーデビューを果たし、舞台等で活躍したのち、ようやく今年タレントとしてソロデビューとなった。
今では様々なバラエティ番組のレギュラー、CDリリースと最も目が離せない存在となりつつある友ちゃんの初写真集は、ファンが長年待ち続け期待していた通りの内容。
抜群のビジュアルを生かした表情や、水着姿も満足いくできばえ。
何より友ちゃん自身が楽しんで撮影に望んでいるみたいで、実に生き生きしている。
初写真集としては及第点だね。
なんでもう少し早く出さなかったのかと、不思議に思ってしまう。
彼女は現在19歳。
今後も次々に写真集を出すだろうけど、その都度見たこともない友ちゃんに会いたいものである。
飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)
岩波新書らしくオーソドックスに定説をまとめつつも、いささか意欲を見せて踏み出そうとする試みも垣間見られる一冊。
古代史と言ってもこの時期になれば相当に文献・考古学資料ともに蓄積があり、かなり詳細に歴史像を描き出すことは可能である。しかし、現在の「日本」というネーション概念がこの時期に形成され、また現在の政治的事情に関わりだすために、比較的ホットな論争になりがちである。(万葉集などは一般にアピールしがちであり、また非アカデミズムの立場からも著作が多い。)
隋から唐に大きく移り変わる激動の東アジア古代世界の視野から、豪族連合から中央集権国家に生まれ変わろうと陣痛を繰り返す激動の日本古代史が描かれる。聖徳太子・大化改新・白村江の戦い・壬申の乱など、論争的でまたややこしい政治的問題もつきまといがちな事件ばかりであるが、おおむね虚心坦懐に、旧説にとらわれずにその実態を論じていると思われる。
結局は戦後の行き過ぎた「日本書紀批判」は行き過ぎたものばかりである、との主張は大いに賛同できる。一応の現代歴史学・日本古代史の関心となるテーマや理論は押さえられているとは思うが、さらに意欲的な歴史学徒にはいささか物足りないかもしれない。
チームマネジメント 日経文庫B77
チームとして何をマネジメントすべきなのか
セオリーだけでなく、この時代にマッチした問題提起と解決案を
提示していると思います
時間変化に、環境変化に、何よりも人に着目しています
リーダーがチームをマネジメントするためには、
多大な時間と労力をかける「覚悟」というものが
何よりも必要なのでしょう..