サム・スカンク・ファンク [DVD]
待ち望まれていた2005年リリースのCDの映像作品。まさかDVDが出るまでにマイケルが亡くなるとは思ってもみませんでしたが...。
CDとは大分曲順が変わっていますが、こちらが本当のようで、最初の4曲はマイケルは登場しません。とはいえ、全編ビッグバンドとの共演ということで、映像付きで見るとCDにも増して迫力満点。CDを持っていてもDVDを買い直す価値はあると思います。
が、残念ながら内容以外のところに問題があります。なんでインタビューに字幕がないんでしょうか。解説と一緒に訳は載ってるけど、これでは「日本語版」である意味がありません(バイオグラフィーは訳も無し)。どう考えても手抜きですが、そんなことで星を減らすのは悲しすぎるのでそのままにしておきます。
ジャコ・パストリアスの肖像+2
76年に発表されたジャコパストリアスのファーストアルバムです。
サウンド的には、音楽全般を愛したジャコの音楽観を象徴するように、ファンキーなR&B、カリブミュージックの香りがするもの、ストリングスをフューチャーしたもの、ハービーハンコックとのインプロバトルが楽しめるもの、そしてジャコの超絶ベースが楽しめるベースソロ曲等々、バラエティに富んでいます。
また、ジャコの才能を象徴するかのように、ファーストアルバムにして、ゲスト陣も、ハービーハンコック、ウェインショーター、レニーホワイト、マイケルブレッカー等々、豪華で、サウンドに彩りを添えています。
その後の音楽にも大きな影響を与えたアルバムであり、未聴の方は、一聴されてはいかがでしょうか。
ギャラクシー
と思い、日本盤を買いましたが
来日公演を見越しての日本盤発売!ってことだったら嬉しいのですがw
あいかわらずかっこいいサウンドです。
世の中にかっこいいサウンドはいろいろとありますが
JLFのかっこよさは、都会的なところでしょうか?
計算されつくしたような音の緻密さにインテリジェンスを感じたりしてます。
インテリジェンスは、アルバムジャケットにNASAの写真を使うところにも
感じてしまいました(ロゴもNASAと一緒ですよね?)
ザ・ブルー・マン
とにかく一曲目に尽きます。
このテーマにして感性一発のこのソロ。
耳で聞くとなぜこの音階、音列と思いますが、コピーしてみると「指使い」に秘密が。
ギターの指板上を気持ちよく平行移動していきます。
オルガンソロやドラムも最高です。
スコア
その昔、ジャケ違いの輸入盤CD買った。LPがリリースされすぐ廃盤になって以来、実に30何年ぶりという再発だ。ほどなくKOCHとかいうところからオリジナル・ジャケの表紙デザインで北米でCD化。もともとジャケが好きだから欲しかったのでこれも購入。
それからほぼ10年たって漸く国内初CD化と来たもんだ。しかも値段はほぼ半分。複雑な気分ですな。
中身の演奏は大したものじゃないのだが、ソリッド・ステート原盤は名プロデューサーのソニー・レスターが作ったレーベルで、わずか数枚でこの世から消え去ったが、LPはいかすダブルジャケットとデザインの素晴らしさで、マニアからは垂涎の的になっていること知らんかね?
このほかジェレミー・スタイグやマイク・マイニエリなんかのアルバムもこのレーベルに吹き込まれているが、それらは小子はLPで持っているので個人的には別にCD化してくれなくてもいいが、欲しいという人はたくさんいると思う。
本アルバムは一連のアルバムの中でも最も中古LP店でもの凄いプレミアムがついていた。何せブレッカー・ブラザーズがブレークしていた頃で、その初リーダー作、しかもコリエルが入っているんだから当然だろう。だいたいこのジャケット見ただけでも欲しくなるでしょ。これがJAZZ・ROCKですよ。スーツ着た4ビートと全然違うんだから。
そういう事情を今の若いメーカーの方々はわかっちゃいないようだね。日本でも出すつもりだったのなら、もっと早くにお願いしたい。