蜘蛛巣城<普及版> [DVD]
「マクベス」が下敷きとは言いながら、日本の戦国時代を完璧に当てはめた名画。下克上の世の中で、武将の野心と妻のそそのかし、裏切りとその報いが予言、亡霊とともに描かれる。血なまぐさい時代背景がとにかく恐ろしい。黙って座っている殺された男や、洗っても落ちない血(実際には血などついていない)をまた、洗おうとする女の仕草は見ているだけで背筋も凍る。音響、メイク、画面構成とあいまって、天才監督が名優を得て作り上げた見事なオリジナルだと思う。
【プロ野球オーナーズリーグ】山田久志 阪急ブレーブス レジェンド 《2010 OWNERS DRAFT 03》ol03-l-006
地味でも最強を目指すなら必須アイテム、中継ぎに活用すればそれなりに実力を発揮する。つまらないSSよりも数段役に立つので安値なら所持しても損はないだろう。STチェンと同様で上昇志向の強い人向きと云える。
バジリスク ~甲賀忍法帖~ vol.2(初回限定版) [DVD]
いよいよこの巻から、伊賀対甲賀による生き残りを賭けた忍法闘争が始まります。
製作には定評のあるGONZOらしく、キャラクターの動きには目を見張るものがあります。
原作がそれほど長いものではない為、展開に少々まったりした感を否めませんが、それでも程好い緊張感は保たれ、今のところ原作の良さを活かしきれていると思います。
女性でも十分楽しめる作品だと思うので、ぜひ女性の方にも見てもらいたいですね!
細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~ [DVD]
細野さんの還暦!?を祝うパーティだから、あんまり難しいこと言わずに観てました。
豪華ゲスト!がよいです。
まず、前説?でYMOの3人がでてきておぉ!となり、その後のヴァン・ダイク・パークス、そしてジム・オルークの演奏。
ある意味、アメリカの音楽シーンにおける2人の巨人が細野氏をトリビュートする、というサプライズ!映像で観れるなんて幸せだな、なんて思いました。
Disc1の後半、小池光子がでてきたあたりから、お祭り騒ぎから雰囲気がかわってきて、コーネリアス、高橋幸宏、坂本龍一3人のガチンコ勝負は見もの。
Disc2で細野さんは、「早くやめよう。」なんて言ってますが、1980年のYMO全盛期に雑誌「写楽」のイベントで、3人でアコーステックセットのフォークをやり、客をドン引きさせた事件が、頭をよぎったのかな?なんておもいました。
だいたい、なんで円盤で「タントラタントラ」なのか、さっぱりわかんない!と言うのは野暮なんしょう?こうしたぶっとんだジョークも許されるのもキャリアのうちなのかな。
後半でまたヴァンが出てくるんですが、ヴァンは細野氏の才能に嫉妬し、「HOSONOをアメリカに入れるな!」と言っていたことを有名な話。
お二人は長い付き合いですが、そんなこんなで微妙な距離をとり、ギクシャクしていたんです。
そんなご両人がおんなじステージでにっこり笑いあう。
齢をとることはある意味いいことですね(笑)。
パンダコパンダ~雨ふりサーカス~〈劇場版 [VHS]
現実的に考えて、少女が動物園に行かずにもパンダに出逢うなんてことはあり得えません。そのへんは現実的に考えるとメチャクチャですけれども、子どものようなメルヘンチックな心で見てください。そして、少女とパンダの親子のふれあい。私がもしこんなパンダと出逢ったらどうするだろうか?ほのぼのとした感じで、何か疲れているときとかに癒される感じですね。