魔法少女隊アルス VOL.6 [DVD]
NHK教育で金曜日の午後6時20分から放送している「天才ビットくん」の中で放送されているこのアニメは、本当に面白いです。皆さん一度は見てください。しかし、出来ればDVDを買うか、借りて(レンタルしているかは分かりませんが)見てください。天才ビットくんは、はっきりいって面白く有りません。見るにたえません。放送を生で見るのではなくビデオに録画してこのアニメだけを見るようにしてください。
魔法少女隊アルス VOL.5 [DVD]
DVDの特典映像として、オープニングとエンディングが付いていて、次回予告みたいなのも付いています。あと、魔法界の「歴史」(魔女と魔族と妖精の関係を表したもの?)が特典映像として流れます。それがとても良いんです。なんか、壁画とかステンドグラスとかに描かれていそうな絵で表されているんですが、すごく神秘的な絵なんです。さらにバックで鳴っている音楽も同じくらい神秘的で感動します。DVD一巻から収録されているんですが、一巻を見ていて「すごい」と思いました。ですからDVD特典映像も必見ですよ。
魔法少女隊アルス ザ・アドベンチャー 初回生産限定全巻BOX [DVD]
本編以外のお話ですが、いいですよ。
ネタ晴れになるので、内容は書きません。
(まぁ ここのばら売りページで内容は書いてありますがね)
最初のナレーションが女の人から男の人に変わっていてちょっと残念。
・アルス巻『魚になった魔法少女隊』、『封印された心』
特に『魚になった魔法少女隊』を見ると 第2期もありかなと。
アルス巻ですが、『魚になった魔法少女隊』のエバちゃん最高です。
『封印された心』では ひよこ組に落合佑里香さん(中の人)が出てます。
・シーラ巻『妖精白書』、『氷の魔女と氷炎の竜』
これだけ 作画が例の本編で不評だったタイプです。
しかし『妖精白書』のミレスとミレティスはいいですよ。
・エバ巻『ドラゴンハウスの秘密』、『疾風怒涛の魔法少女隊』
『ドラゴンハウスの秘密』でまさにドラゴンハウスの謎がわかります。
相変わらずエバちゃんは、かわいいですね。
各お話の最後のエバちゃん魔法教室もいいですよ。
魔法少女隊アルス VOL.1 [DVD]
私はチャンネルを変えたらたまたま写っていた、というだけでシリーズを通して全て見ているわけではないですが、そのたった一度が忘れられなかった。
それ以降時間の都合が付けばアルス、見ています。
使い古された設定、ありがちなキャラクター模様。そう取ればそう写るかもしれません。
ですがここまで洗練され、なおかつ全面的に押し出された強烈な世界観を否定できますか?
典型であるがゆえキャラクターは濃く、かつその面白みを徹底的に表現しきっています。
大味な背景も魔女独特の世界をとても上手に盛りたてていると思います。
絵本のような動画。だからこそ、絵本を読んだ後のあの安心感、そして充実感が得られる傑作のアニメーションだと思います。
魔法少女隊アルス VOL.7 [DVD]
おおぅ!!斬新。ボクにとっては久方ぶりの雨宮慶太氏原作のアニメーションとの遭遇だ。けどそれ以上に中山大輔氏の世界観・キャラクターデザインには度肝を抜かれたね。なんてオリジナリティーあふれた世界なんだろう。ほかの人にはまねのできないお仕事だ。建物から家具、小物にいたるまで、グロテスクだけどちょっとかわいくて、しかも機能的で調和のとれた絶妙なアルス世界が創られてる。それにキャラの立ちぐあいが完璧。まずアルスからしていい感じ、アルスの「万事快調、社長に部長じゃん!」にはたとえ桑島法子さんでなくても目をむくよ。けどそれがしっくり来るんだよね。それぞれのキャラが自分のポジションをしっかり持っていてうまいぐあいに重ならず、しかもそこにはまり役のCVがびっちしとついているんだから、悪かろうはずがないってもんさ。アクレコも斬新て言えば斬新なんだけど、こっちはセリフの長さと画の長さがかみ合わないのか、どことなく動きがぎこちなく、意味のない画を入れ込んで尺合わせをしてるみたいで、どうも悪いほうに出ちゃった感ありかな。それでもおもしろい試みだとは思う。
けど、やっぱり問題なのはここでも物語だよね。なんでみんな世界の終わりものにこだわるかなぁ。そんなに世界を救いたいの?いいじゃんそんなの。このキャラ、この世界だと「今日の夕飯何にする?」でも十分15分持たせることができると思うんだけどなぁ。そんなちびまるこちゃん的な展開の集まりでもよかった、いいやボク的にはぜひともそんなアルスが見たいっス。だいたいこれじゃ魔法少女隊っていうタイトルがいまいち薄い。もっとちまちましててもいいから魔法少女隊やりなよ。そっちのほうがおもしろいって、きっと。せっかくの魅力的な設定が壮大な物語のせいで生かしきれてない。それってむちゃくちゃおしくない?