信長の野望 嵐世記 武将FILLE (CHARACTER FILE SERIES)
千名以上の戦国武将のプロフィールが記載されているぶ厚い一冊。それぞれの武将についてのコメントがかなりの分量記述されている為、郷土のマイナー武将を探してみたり、有名武将の親や子を探してみたりと、ゲームでの能力値参照用以外の方が却って楽しめました。ゲーム攻略本とバカに出来ない内容と分量です。ただ内容と比例して厚くて重いのが難点かと。
信長の野望 嵐世記 マスターブック
コーエーの信長の野望嵐世記の攻略本。本書は先に発売されているハンドブック2冊のような隠しでもなんでもない簡単なデータ紹介でなく、ゲーム中からは知ることのできないデータ等の紹介を行っている点で上記の2冊とは異なる。
具体的には隠しイベントの発生条件の紹介、攻略に役に立つプレイリポートの掲載、登場武将の隠しデータの紹介など、ユーザーが本当に知りたいデータ、確実に攻略に役に立つ情報が記載されている。
ゲーム攻略が目当てであれば本書一冊去れば十分であり、他の本は特に買う必要はない。
信長の野望 嵐世紀
定番の信長シリーズの第九作目。合戦には初のリアルタイムを導入。荷駄隊などの補給も重要となっており、補給無しで一気に攻めるか、もしくは補給をまめに行い手堅い用兵でせめるかなど、状況判断が大事。判断を誤れば総大将がやられ、ほんの数十秒で敗北なんてこともある。リアルタイムの魅力だ。 内政は農業、商業、改修の三つで各行政官を命じれば自動に国力が増えていく。その他に忍者集などの諸勢力があり、やりかたによっては頭首を自家の配下に迎えることができるとこがまたおもしろかった。
信長の野望 嵐世記 パワーアップキット
ソースネクスト版でプレイ後、入手しました。たとえ攻城戦がチャッチイとしても、嵐世記の世界が好きなら勧めます。これなら、史実に反してコーエーが評価した武将の能力値をEDITできますし、イベント作成機能を使って有利な展開(不利にもできます)を作る事も可能です。
但し、国人衆や寺社衆の勢力を抹殺(絶滅や抹消)できません。このゲームの売りですので。(本音はウザイ)
野戦や攻城戦は何ともなりません。ややもすると平安時代の武士団の争い(城じゃなく居館を襲う種類の合戦)を見ているようなコーエーの退化ぶりを堪能(嫌だそんなの)できます。城には二の丸くらいの設定がほしかったところ。2007年大河は山本勘助が主役ですし、武田軍は騎馬だけでなく築城や攻城も得意です。そんな信長の野望が出ないかな(歴史学者も興奮するような、小谷城やリアルな安土城が出てくるやつ)って思います。
信長の野望・嵐世記 with パワーアップキット
今作はどの大名にも属さない国人衆や一向宗、忍者衆等をフィーチャーした作品です。
特に合戦時に国人衆は尖兵や盾として、一向宗門徒は鉄砲隊で凄まじい破壊力を提供してくれます。
鉄砲隊は敵方の士気を激減させるので(無印では)あっという間に潰走状態にしてしまうので、
PUKでは弱体化されていますが、それでも強力な事に変わり有りません。
忍者衆のウェイトが大きく増したのも本作の特徴で、
敵対勢力の物資や兵力の諜報は元より、自家宣伝や敵方の悪評を流して窮地に陥らせる等、
風説の流布(笑)が非常に重要になってきます。
合戦は準リアルタイムで行われ、コマンド式の旧作に比し格段に煩雑さが薄れました。
その代わり士気を回復する為の陣地を何処に張るか、拠点を攻略する為の経路を考えなければならない等、
一合戦当たりの戦術を練ることの重要さが増しています。
対して内政は担当武将を選ぶと数値のみが増加し、グラフィックが変わる程度に抑えられ、
箱庭内政の好きな前作のファン、或は次回作以降のファンには受けが悪いですw
ただPUKにはシリーズ初のシナリオ「大阪の陣」や、
ミッションチャレンジモード等以降の作品には受け継がれなかった
本作だけの秀逸なモードが搭載されている点等、シリーズのファンに評価されてしかるべき要素も多いです。
未プレイの方には食わず嫌いせずに是非プレイして頂きたい作品ですよ〜( '∀` )∩