シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう
この本に書かれている節約術のようなことや
生活をシンプルに組み立てるということは既にしているので
とりわけ新しい感じはしませんでした。
極端なことはなく、当たり前の事が多い気がします。
全てを行うのは難しいと思いますが
いくつかの項目は、多くの人が実践している事かと思いますし
これに当てはまらない人は、そもそもこのような本を手にしないと思います。
しかし、既にしていると言う意味では
励ましをいただいているという感じがしました。
読者を鼓舞しているような言い回しがみられました。
たくさんの物にかこまれ、物を手に入れる誘惑が強い世の中にあって
シンプルライフという方向性は間違ってはいないんだという事を
確認するという意味でも良い本だと思います。
活きる 特別版 [DVD]
激動の中国史に翻弄されながらも、ダメ夫を支え賢明に家族を守り生きて行く女性をコン・リーが熱演。
博打ばかりで家を潰した夫を「ダメな奴!」と思って見てたら、時代の波に揉まれる内、次第に家族思いの気のいいお父さんになっちゃって、
それが嫌味なくするると受け入れられるのは、グォ・ヨウの演技が素晴らしいからでしょう。
時代が変わる時、庶民はただ何事が起きているのか分らぬまま、その時を必死で生きていくしかない。
そんな”懸命に生きた1つの家族”にスポットをあて母の強さ、家族の素晴らしさを活き々と描く賛歌。
ラストシーンがこんなに素敵な映画もそう出会えません。
活きる 特別版 [DVD]
元は資産家の家に生まれた主人公富貴とその家族が、1940年代~60年代にかけての中国で、歴史の流れにさらわれる石のように翻弄される姿が描かれています。
エピソードは正直、辛いものが多いです。おいおいヤバイよこの頃の中国、と突っ込みたくなるくらい。それでも全体を通じてユーモアが常にかすかに漂っており、観終わった後に重苦しいものが残ることは少ないと思います。その微妙なバランスは作品中の「死」の扱いに顕著で、死の悲しみを過剰に扱う一方で、日常に突然訪れる死の「間抜けさ」みたいなものもしっかり撮っています。テクニックとして素晴らしいと思いますし、きっと監督は「死」が身近にあった人だろうと想像しました。
生きる意味 (岩波新書)
昔、アドラーという心理学者は、
「教育の意味は、いつのときも自分自身でいるようにと
励ますことである」といった。
著者は、宗教家ではない。文化人類学者である。
しかしキリスト教や仏教へのまなざしは、
一般的な日本人学者とはまったく異なっている。
彼は、宗教を非科学的だ等と切り捨てない。
何故なら、取替え可能なモノとしての自分ではなく
かけがえのない自分とかけがえにない社会を作るために
効用のあるものは全て、味わってみる姿勢だからだ。
そして、この世に生きていくことの尊さを
真剣に掘り下げている。
だから、どの宗教の人であろうと、また
宗教に批判的な人であろうと、
この本の主張は、ストンと胸に落ちる。
そうして自分も生きる意味の旅に出てしまう。
コストパフォーマンスの高い1冊。
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
もう、本当にびっくりの、行動力。
私の日々の小さな悩みなんて、何でもないこと、と覚醒させられます。
悩んで、もがいて、見事に解決に持って行くこの源はなんだろうか?
人生に?が浮かんだ時、答えがこの本の中に隠されているかも。
若者にも、大人にも、みんなに、読んでもらいたい一冊!!