イエロー・マジック・オーケストラ(第2版)
YMO世代の自分だが、YMOをきちんと聴いたのは散開してずいぶんたってからだ。YMOがまだ活動していた当時は坂本龍一氏とその周辺の人々の曲を夢中になって聴いていた。だから、YMOに何があったのか、どのくらいアルバムを出していたのか、当時メンバーがどんな葛藤を感じていたのかを知ったのは、のちに出た書籍によってだった。読み応え十分の本だと思う。
バンドスコア YMO/BEST COLLECTION
はい、まだ、販売されていたんですね。
中学校のときも、楽器なし、演奏できないけど楽譜は購入しました。^^;
楽譜の評価は、「原曲にどれだけ近いか?」だと考えますが
レベルは高いと思いますよ。よくわかりませんが。(・・?
あとは、DVDとか見て教授などの演奏を真似してください。^^;
パブリックプレッシャー版がほしいかな。
でも、販売しているところが奇跡に想えます。購入しておきましょう。
せ〜の! 「レ♪・ミ♪・ファー♪!」
YMO
どなたかも書かれていましたが、私はこの音質は好みではありません。
おそらく、殆どの元リリースを持ってらっしゃる方が多いと思いますし、私もそうですので、その視点で書かせて頂きます。もちろん、これは楽曲そのものの批評ではありません。
リマスタリングは、CDとしてリリースする際の音質調整に過ぎません。
マルチトラックテープをミックスしてマザーテープを作成。これがリリース当時の大元。
そのマザーテープをコピーして、LPやらカセットの時代を経て、CDに至るまで作業用のマスターテープをつくります。
この際の音質調整程度であったマスター作りを、もっと大胆に帯域分割による音質・音量補正などを行い、過去のマスターと若干違ったモノをつくるのが「リマスター」という作業です。
ですから、マザー以上に音が良くなることは当然ありませんし、そんなに大きく音質変更できるわけではありません。
これまでも、YMOの音源はリマスターされていて、細野晴臣監修の物、坂本龍一監修の物などがリリースされています。
時代の要請かも知れませんが、細野さんの時はどちらかというと太い音に、坂本さんの時はドンシャリに作られていました。
今回の音は、ドンシャリでレベル上げの音、と言った感じでしょうか?
ドンシャリとは、低域と高域を強調するもので、乱暴に言えば、再生装置側でも調整可能なものです。カーステレオなどで、低域を目いっぱい出して、高域をほんの少し上げた時の音、と言えば判りやすいでしょうか?
レベル上げは、CD等の規格によって最大音量は決まってしまっているので、音が小さくなる部分などのレベルを上げることで、全体の音量が大きく「聴こえるように」するものです。
ただ、これは弊害もあって、最大音量と、最低音量の差が無くなっていくので、ダイナミックレンジを奪うことになります。静かに流れていた音の後に、最大の音が来るような楽曲の場合の、その音量差がなくなるというものです。
残念ながら、今回のリマスタリングは、このレベル上げがちょっと大げさすぎていて、例えばRydeenのスネアのアタックなどは、他の音に埋もれてしまって鋭さが無くなっているような感じです。
音質的には、ドンシャリなんだけど、音が固まりすぎているような感じ。
これは、残念ながら「音質が良くなっている」というものではないと思います。
既に、3回目のリマスターですから、過去の2回と違う音質にするとすれば、これしかないのかも知れません。
どちらかというと現代のカタログ的に使われるリリースとしては正解だと思います。
ただ、音質改善という意味でリマスターを期待するのであれば、リマスターの意味を正しく知って、過剰な期待を持たない方がよいと思います。
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